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iOS、Android向け腸内細菌擬人化ゲーム『うんコレ』11月15日に配信開始。課金の代わりに「排便記録」を付けることでアイテムを獲得可能

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 大腸がんなどの消化器疾患について予防啓発を呼びかける「日本うんこ学会」内の一般社団法人 うんコレ制作委員会は、iOSAndroid向けの腸内細菌擬人化ゲーム『うんコレ』を11月15日(日)に配信した。本作は基本無料(アイテム課金制)でプレイできる。

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 トイレの向こう側にある世界「ウントピア」を舞台とする『うんコレ』は、出現する悪玉菌や悪性腫瘍をタップして攻撃する、いわゆる“クリッカー系”に分類される作品である。本作は2014年の「デジゲー博」をはじめ、さまざまなゲームイベントに出展。2017年には福岡県福岡市の「福岡市実証実験フルサポート事業」に採択されたほか、2018年には正式リリースへ向けたクラウドファンディングプロジェクトを実施し、成功を収めている。

 本作の大きな特徴は、有料アイテムを購入する代わりに自分の「排便結果」をゲーム中に記録することで、ゲームを有利に進められるアイテムが獲得できるシステムだ。また、本作には腸内細菌を擬人化した美少女キャラクターも登場。排便の状態に関して質問を投げかけ、大腸がんの兆候がみられる場合には受診をおすすめしてくれる。

 「日本うんこ学会」の代表を務める石井洋介氏は、難病のひとつ「潰瘍性大腸炎」を患った経験から、消化器外科医として活動している。『うんコレ』は「身近な方法で医療情報に興味を持ってもらう」ことを目的に制作されており、構想から約7年をかけて完成を迎えた。

 広報代行業務を担当する株式会社omnihealから発表された『うんコレ』の作品概要、および石井氏のコメントは以下のとおり。興味があればぜひダウンロードして、楽しみながら排便記録をつけてみてほしい。

■課金の代わりに「観便」するスマホゲームアプリ『うんコレ』

うんコレは、腸内細菌を擬人化したスマホゲームです。特徴は、「課金の代わりに『観便(うんこの報告)』をする」ことです。「課金」とは、ゲーム内でお金を払って強いキャラクターやアイテムを手に入れること。うんコレでは「課金」の代わりに排便報告をすることでキャラクターを手に入れられます。

プレイヤーはトイレの向こう側の世界「ウントピア」を守るために、腸内細菌をモチーフとしたキャラクターを操り、「クリーブス」と呼ばれる敵を早期に撃破することを目的としています。

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一般社団法人うんコレ制作委員会代表理事の石井洋介は、消化器外科医として大腸癌をはじめとする多くの消化器疾患の手術をしてきました。大腸癌の手術をする上で、「もっと早く病院に来てくれていれば」と後悔するケースもありました。しかし、真面目なだけの医療情報には興味を持ってもらえません。これは、石井自身がゲームや漫画にしか興味がない高校生だったころ、潰瘍性大腸炎で大腸全摘出に至った経験からも、強く実感していました。

当時の自分に届くような身近な方法で、医療情報に興味を持ってもらうためにはどうすればいいか考えた結果生み出されたアイデアが、多くの人にとって身近なスマートフォンで遊べるゲームを作り、面白さの中に真面目な医療要素を混ぜていくことでした。構想から約7年、エンジニアからイラストレーター、声優に至るまで、全てボランティアにより製作が行われ、ついに正式リリースの日を迎えることができました。

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大腸癌に限らず、大腸に関する疾患の症状が早く出るのは排便の色や形状の変化です。うんコレでは、ゲーム内で排便の報告をすることで、便を観察する習慣を身につけられるよう考えられています。異常な便形状が報告された場合は、医療機関への受診を勧奨するメッセージが出されます。他にも、医療情報を楽しく、身近に感じられるミニ情報がたくさん盛り込まれていますので、探してみてくださいね。

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●詳しくは『うんコレ』ウェブサイト「Aboutうんコレ」:https://unkore.jp/allofus/

■本ゲームアプリのダウンロードについて

App StoreまたはGoogle Playストアでダウンロード可能です。

App Store:https://t.co/gPMFMIjz4B

Google Playストア:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.unkogakkai.unkore

※注意事項※

ボランティア運営のため、サーバー容量や運営体制に限界があり、登録できるユーザー数の上限があります。

アプリのインストールごとにユーザー数がカウントされ上限に近づきますので、不具合やスマートフォンの買い換えなどを除く、故意の再インストール行為はおやめください。

■代表理事・石井洋介からリリースに際してのご挨拶

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「もう少し早く症状に気付いてくれていれば……」

大腸癌をはじめとする消化器疾患の症状は、排便の変化から起きることが多いのですが、普段から便を見る習慣がないと、なかなか変化に気づけません。自分にも何かできることはないかと考え、始めた活動が日本うんこ学会および『うんコレ』の開発活動です。ゲーマーだった15歳当時の自分に医療情報を届けるなら、医療情報をゲームの中に溶け込ませられたらいいのではないかという思いつきからでした。

このアイデアや思いを周りに発信していく中で、少しずつ応援してくれるメンバーが増えていき、最終的に完全ボランティアによるゲーム開発が実現しました。さらに、サーバーなどの維持費用については、クラウドファンディングを通して多くの方からご支援をいただきました。開発や運営に関して、不備や不手際もあるかと思いますが、多くの方のご支援でこうして一般公開できたことを、まずはとても嬉しく思います。今後も、楽しみながら健康を維持できるような世界を目指して活動していきたいと思います。

■『うんコレ』概要

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タイトル:うんコレ
ジャンル:ゲーム
配信開始日:2020年11月15日(日)
App Store:https://t.co/gPMFMIjz4B
Google Playストア:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.unkogakkai.unkore
「うんコレ」公式サイト:https://unkore.jp/
「うんコレ」公式Twitterアカウント:@unkore_official
「日本うんこ学会」公式Twitterアカウント:@unkogakkai
対応OS:iOS / Android
著作権表記:© 一般社団法人うんコレ制作委員会

ライター/ヨシムネ

ライター
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2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。

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