PS5が欲しすぎて『PS5シミュレーター』を開発するファン現る。本体のセットアップが体験可能、プレイしたユーザーからは「ようやくPS5手に入りました」と感謝の声も

 個人ゲーム開発者のアレックス・グレード氏は、PlayStation 5(以下、PS5)が届いてからセットアップするまでの作業をリアルに再現する“PS5シミュレーター”こと『PS5 Simulator』ストアリンク)をリリースした。価格は無料。

 『PS5 Simulator』は、PS5が欲しくてたまらないアレックス・グレード氏が製作した、PS5を手に入れたらやるべきことを体験できるシミュレーションゲームだ。ゲーム機が届き、なにか尖ったもので箱を開け、電源タップを用意し、テレビと配線をつなげ、誤配送とも戦う。新型ゲーム機を購入した際に予想される、ありとあらゆる問題に対処することになる。

 製作期間は約1週間。氏はPS5がまだ発売されていない11月6日に初めて『PS5 Simulator』の動画を投稿している。まだ開発途中の動画だが、その時点で「箱に尖ったものを投げつけてPS5を取り出す」という一番の感動ポイントは導入されている。

 リアルにシミュレートされているPS5の導入作業だが、起動画面だけはとてもなじみがあるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)時代の白と黒のロゴになっている。ゲーム機の配線方法は買わなくても分かるが、起動画面は実際にPS5を手に入れなければ分からない。苦肉の策として、初代PlayStationの起動画面を引用したのだろう。

 グレード氏は本作について海外メディアPolygonのインタビューを受け、「今すぐにPS5を買う余裕はありません。でも本当に欲しいので、PS5を持っていると想像できる自分だけのゲームを作りました」と本作を開発した動機を語っている。

 氏はTwitter上でも、PlayStation公式アカウントに「私はあなたが大好きで、あなたのゲーム機についてのゲームを作りました!お願いしますからPS5をいただけないでしょうか?」と冗談めかしてゲームの動画をリプライで送っている。

 ゲームを配布するitch.ioのページには、「ようやくPS5が手に入れられました!」「『Knack 3』を遊ぶ夢を叶えてくれてありがとう!」といった喜びの声が寄せられている。
 電源タップ同士を輪にして接続するとコンセントに接続しなくても無限に電気が得られる裏技まで発見されているが、ソケットを占有してPS5をつなげないので特に使い道はない

(画像はitch.io『PS5 Simulator』より)
(画像はitch.io『PS5 Simulator』より)

 ゲームのプレイ時間は約10分ほど。全編英語での独白が入っているが、英語が分からなくてもなんとなく言いたいことが伝わるのは、同じ「PS5を買えなかった仲間」だからだろうか。ゲームはエンディングまでコメディたっぷりなので、きっと楽しめるはずだ。

 なおグレード氏は2021年2月7日(日)にSteamにてタワーディフェンス・シューティングゲーム『Ardein.Arise』ストアリンク)をリリースする予定だ。氏がPS5を手に入れる手助けをしたい方は、こちらの作品の購入も検討してみて欲しい。

ライター/古嶋誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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