Mojang Studiosは11月26日(木)、サンドボックスゲーム『マインクラフト』のJava版へ配信される予定のバージョン1.17「Caves & Cliffs Update」について、一部の更新データを抜き出すスナップショット「20w48a」を公開した。
「Caves & Cliffs Update」は、2020年10月のライブイベント「Minecraft Live 2020」で発表された、2021年中期(5月から8月)に配信予定の大型アップデートだ。本アップデートでは洞窟の生成方法が変更される。また、アメジストや銅鉱石、上部を歩くと沈んでいく性質を持つパウダースノー、ヤギやウーパールーパーなどの新要素が追加される。
今回配信されているスナップショット「20w48a」では、鍾乳石(ドリップストーン)のプレビューを確認できる。鍾乳石は尖った状態で洞窟内に生成され、天井にぶら下がっているものは上部を壊すと落下。真下にいる生物へダメージを発生させる。また、地面に設置された鍾乳石は石筍となり、上部に落下してきた生物へ大きなダメージを与える。
そして、鍾乳石の最も大きな特徴は、上部に水や溶岩が配置された状態でぶら下がっているときに「水滴や溶岩を滴らせる」点だ。落下地点に大釜を配置すると時間経過に従って満たされていき、最大までたまるとバケツですくえるため、今まで有限であった溶岩を無限資源として活用できるようになる。
鍾乳石に関連する項目以外では、時計やコンパスなどのテクスチャが変わるほか、いくつかの変更やバグの修正が実施されている。詳細について興味があれば、公式サイトの情報やランチャーから実際にインストールして確かめてみてほしい。
なお、スナップショットは既存のワールドに適用するとデータを破壊してしまう恐れがあるため、テスト用のワールドを別で生成する必要がある。十分に注意されたい。
ライター/ヨシムネ