追っ手を逃れて敵の兵器を奪って脱出だ! 使い方が分からない巨大ロボットのコックピットでボタンやレバーを動かし試行錯誤しながら操縦法を学ぶVRゲーム『A Rogue Escape』発表

 パブリッシャーのArmor Games Studiosは、Spare Parts Oasisの開発するVRパズルゲーム『A Rogue Escape』を発表した。2021年にOculus StoreとSteamでリリース予定。日本語にも対応する。

 本作は巨大ロボットの使い方の分からないコックピットで、試行錯誤しながらロボを動かすゲームだ。スチームパンクじみた巨大な機械が鎮座するコックピットで、かつてのパイロットが残した手記や様々な試行錯誤から使い方を学び、追っ手から逃亡するのが目標となる。

 映画やマンガなどで敵の基地から脱出する際、彼らの兵器を奪って逃亡するというシーンを見たことがある方は多いだろう。この『A Rogue Escape』ではそれを追体験することができる。しかし、映画であれば運良く発進ボタンを見つけて脱出できるが、プレイヤーが乗り込んだこの兵器はそれを許さない。

 本作に登場するマシンはエリートだけが乗りこなせる秘密兵器。扱えない人間には死が待ち受けており、生き残るため何度も死んでは少しずつ兵器の扱い方を学ばなければならない。

 『A Rogue Escape』は、アンドレア・インタグリアム氏が2019年にリリースした『Nauticrawl』Steamリンク)をVRゲームとして再構成した作品ともなっている。『Nauticrawl』はフラットスクリーン向けだったが、『A Rogue Escape』は本当にコックピットに座ったように遊べるVRゲームになり、より本物に近い体験ができそうだ。

(画像は『A Rogue Escape』より)
(画像は『A Rogue Escape』より)

 インディーゲーム開発者にインタビューを行う海外メディアGOFIG_newsは、『A Rogue Escape』の前身である『Nauticrawl』についてインタグリアム氏にインタビューしている。

 それによると、ゲームの主なインスピレーションは『海底二万マイル』やイタリアのトリノで乗った路面電車の運転席から受けたという。そのアイデアを元に、氏の好きなコックピットシミュレーションとターンベースのダンジョン探索ゲームの要素を組み合わせ、本作の骨子が完成したそうだ。

 あえてチュートリアルは用意せずにはじめからプレイヤーの試行錯誤に任せ、コックピットに残されたメモや小さな窓から見える外の風景から消極的にストーリーを描き、プレイヤーの想像力をかき立てることにした。多くの部分をプレイヤーの自発的な行動に任せているゲームだ。

 緊急時に使い方の分からない道具を使うのは危険であることを教えてくれる『A Rogue Escape』は現在開発中。海外メディアAlpha Beta Gamerでは本作のベータテスターも募集している。興味があればそちらも確認して欲しい。

ライター/古嶋誉幸

ライター
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros
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