いま読まれている記事

年間1000万円支給の講談社によるゲーム開発支援プロジェクト「ゲームクリエイターズラボ」1次先行通過者が発表。『ひとりぼっちわくせい』『どうぶつタワーバトル』の開発者も参加

article-thumbnail-201204g

 アナログ・デジタル問わずゲームクリエイターを支援する講談社の「ゲームクリエイターズラボ」の1次選考通過者が発表された。第1期メンバー最大5件程度という枠に、1262件の応募があった。運営側としても予想外の反響だったという。

年間1000万円支給の講談社によるゲーム開発支援プロジェクト「ゲームクリエイターズラボ」1次先行通過者が発表。『ひとりぼっちわくせい』『どうぶつタワーバトル』の開発者も参加_001
(画像はDAYS NEOより)

 「ゲームクリエイターズラボ」は、概要を一言で「年間1000万円をお渡ししますから、好きなゲームを創りませんか?」と表現している。

 ラボのメンバーに選ばれたゲームクリエイターは、2年間半年ごとに500万円、つまり総額で最大2000万円の支援が受けられる。金銭的な支援だけでなく、コワーキングスペースの提供や講談社からの支援も存在。海外パブリッシングや多言語サポート、作品のマルチメディア展開、講談社媒体による広報・宣伝・営業のサポートなど、支援は多彩だ。

 ゲーム開発者はフルタイムでゲーム開発に専念でき、配信や宣伝などは講談社のノウハウを借りることができる、ラボのメンバーにとっては、講談社を自身の作品のパブリッシャーとして使えるというイメージに近い企画だといえるだろう。もちろんゲームの権利は開発者に帰属し、講談社の権利物を使った作品も許容される。

講談社が年間で最⼤1000万円を支給するインディーゲーム開発者の支援プロジェクトを立ち上げ。9月15日より第1弾のメンバー募集を開始

 1次選考の通過者には、『どうぶつタワーバトル』のYuta Yabuzaki氏、『平安京エイリアン』のマインドウェア、『ひとりぼっち惑星』のところにょり氏、存在しない漢字を作って当て合うアナログゲーム『へんなかんじ』の正岡瑞貴氏など、有名な作品を手がけた個人開発者、ゲーム開発会社も含まれている。

 2021年1月頃に通過者の中からゲームクリエイターズラボメンバーが決定し、2月にはプロジェクト第1期がスタートする予定だ。

ライター/古嶋誉幸

ライター
年間1000万円支給の講談社によるゲーム開発支援プロジェクト「ゲームクリエイターズラボ」1次先行通過者が発表。『ひとりぼっちわくせい』『どうぶつタワーバトル』の開発者も参加_002
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ