株式会社カプコンは1月6日(水)、事務所等に属さない個人のクリエイター向けに「カプコン動画ガイドライン」を公開した。これにより、カプコンが定める個人(タレント・声優・ストリーマー等の関連事業を展開する企業と契約していない者または団体、プロダクションに所属していない者または団体)は動画ガイドラインに沿ったうえで自由に配信、動画投稿、それらを収益化できることが明文化された。
ゲーム機本体やゲームソフト内の機能で録画・編集・投稿を行ったものはもちろん、キャプチャーボードなどを利用して録画した動画も投稿が可能だが、後者は自分がプレイした映像を編集したり、自分のコメントをつけるなど「独自の付加価値」をつける必要があるとのことだ。
例えば、ゲーム内のムービーをそのまま投稿したり、音楽のみを抜き出してBGM集として投稿することは禁止となっている。
収益化については、広告による収益やスーパーチャットでの収益を得ることが可能としており、有料会員のみに公開など、動画の視聴に制限をかけての収益化は禁止されている。
また、タイトル個別のガイドラインがない場合は発売後のネタバレ範囲についても制限をかけないが、攻略などの重要なネタバレを含む場合は注意書きなどで配慮する必要がある。
なお、事務所等に所属している個人などを含む法人は、ライセンスビジネスサイトからの問い合わせが必須となっている。