TwitterとYouTubeで物語がリアルタイムに進行していくSNSミステリー『Project:;COLD』が解決編に突入した。
登場キャラクターである女子高生ガールズバンド「都まんじゅう」の6人が不可解な死を遂げていく本作。
2020年11月の物語始動以来、少女たちは13日周期で死亡していき、2021年1月22日、最後の一人となった「青島玲子」もYouTubeのライブ配信が行われている最中に事故死してしまう。
多くが謎に包まれたまま6人全員が死亡するという展開を迎えた本作だが、物語はこれで終わったわけではなかったのだ。
1月24日、YouTubeの「みやまんチャンネル」にてイオリ・ハートフィールドというキャラクターがライブ配信を行い、これが解決編の幕開けとなった。
このイオリ・ハートフィールドというキャラクターは、2120年の世界から接触してきた謎の人物で、犠牲となった「都まんじゅう」の少女たちを救うため、融解班に協力を求める。
彼女たちの自己紹介動画で見られたノイズも彼の手によるもので、公式サイトにて悠木碧さんが演じるキャラクターが長らく「???」となっていたが、このイオリこそが彼女が演じるキャラクターであり、本作における真の主人公だ。
https://twitter.com/staff_aoi/status/1353555966067785730?s=20
イオリは「パストハッキング」という、未来と我々が生きる今をネットワークで接続する技術を有しており、これにより、過去のデータに対して介入を行うことができる。過去に介入して改変することで、死亡してしまった「都まんじゅう」の6人全員を救い出そうというわけだ。
【過去改変について(プレスリリースより)】
解決編では彼女たちを救い出すために、誰が、なぜ彼女たちを殺害したのかを解き明かし、過去を改変するための条件を整えていくことになる。
イオリは「パストハッキング」という、未来と我々が生きる今をネットワークで接続する技術を有しており、これにより、過去のデータに対して介入を行うことができる。
しかし、通常、人類が過去改変を試みたとしても、「歴史の修正力」によって改変は妨げられてしまう。そこで登場するのが「銀の弾丸」だ。この弾丸には「歴史の修正力」を無力化する特殊なエネルギーが入っており、弾丸を“運命の分岐点”に打ち込むことができれば、狙い通りに過去を改変することができる。
ただ、「銀の弾丸」のエネルギーは大変貴重であり、過去を改変するチャンスは一度きりしかない。そのため、運命の分岐点となるその一点を見極める必要があるのだ。
これまで幾度の謎解きを突破し、さまざまな考察を行ってきた融解班(参加者の名称)の皆様であれば、無事に過去を改変し、彼女たちを救い出すことができるだろう。
なお、『Project:;COLD』とは、未解決事件を解決していくミステリーシリーズであり、「都まんじゅう」の6人が不可解な死を遂げていくこの事件は、「case.613」と名付けられていることも今回発表された。
「case.613」の物語は「六泉ヶ丘高校文化祭編」「血の人形・再来事件編」「血の人形・再来事件解決編」という3部構成になっており、視聴者は「都まんじゅう」6人の身に降りかかった事件の真相を解き明かしていくことになる。
その結果によって、彼女たちの最終的な運命、そして物語の結末が決定するとのことだ。