任天堂は、有料サービス「Nintendo Switch Online」の加入者限定ソフト『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン Nintendo Switch Online』にて、2月17日(水)から配信予定の追加タイトル4本を発表した。内訳はスーパーファミコンタイトルが3本、ファミリーコンピュータタイトルが1本となっている。
『ファミリーコンピュータ&スーパーファミコンNintendo Switch Online』では、さまざまなファミリーコンピュータとスーパーファミコンの配信タイトルをいつでもどこでもプレイできる。一部を除くNintendo Switch向けソフトでは、Nintendo Switch Onlineへの加入がオンラインマルチプレイの前提となるため、マルチプレイタイトルをよく遊ぶ人は加入しておくとよいだろう。
ひとつ目の『サイコドリーム』は、シティコネクションが開発を手がけた1992年発売のアクションゲームだ。本作では「Dムービー」と呼ばれる仮想世界へ潜り込んだまま現実へ帰ってこない「紗耶香」を救うため、主人公の「リョウ」と「マリア」が『廃都物語』と呼ばれるDムービーのなかを進んでいく。
6つのステージはそれぞれ前半・後半のアクションパートとボス戦闘で3つに分かれている。道中で得られる6種類のアイテムには、通常攻撃の強化や遠距離攻撃を可能とするものも含まれるため、時間や残機が制限されたなかでどれだけ回収できるかがカギとなる。
ふたつ目は、アトラスが1994年に発売したRPG『真・女神転生II』。本作ではかつて“東京”と呼ばれた街「TOKYOミレニアム」を舞台に、交渉で「仲魔」を増やしながら強大な悪魔へと立ち向かっていく。
行動や選択で結末が変わる点は2020年7月に配信済みの前作『真・女神転生』と同様ながらも、本作では「悪魔合体」で材料にした悪魔の魔法を継承する要素をはじめ、インターフェースや施設などの新要素が多数追加されている。
3つ目には、1995年発売のパズルゲーム『スーパーマリオピクロス』がラインナップされている。本作は、縦と横の数字をヒントにマス目を塗りつぶしていくことで絵を完成させる、いわゆる「お絵かきロジック」である。
作中には全300問が用意されており、ふたりの協力プレイで遊ぶことも可能。また、ゲームを進めていくと難問揃いの「ワリオのスーパーピクロス」もプレイできるため、単純ながら遊ぶほど夢中になれる作品だ。
最後に紹介する『ソロモンの鍵2 ~クールミン島救出作戦~』は、テクモ(現コーエーテクモゲームス)から発売されたアーケードゲームを、ファミリーコンピュータへ移植したアクションパズルゲームだ。
本作では、炎の魔物によってピンチに陥った氷の島を救う新米魔法使い「ダーナ」の冒険だけでなく、こだわりのオリジナルステージを作成できる「がめんをつくる」モードも魅力のひとつとなっている。
なお、海外向けには『真・女神転生II』と『スーパーマリオピクロス』の代わりとして、対戦格闘アクションゲーム『Doomsday Warrior(対決!!ブラスナンバーズ)』と原始人のアクションゲーム『Prehistorik Man(Pマン)』がラインナップされているようだ。
任天堂の公式YouTubeチャンネルでは、ゲーム内で挑戦できるウラ技の紹介動画「プラスチャレンジ」も公開されているので、興味があればあわせてチェックしてみてほしい。
ライター/ヨシムネ