『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』のプロデューサーが不評を寄せられる同作の現状について謝罪。ロード時間の長さなどを見直すことを表明

 マーベラスはNintendo Switch向けソフト『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』の公式ブログにてプロデューサーレターを公開した。本作のプロデューサーである武村大氏が不具合、ロード時間の長さ、システムの不便さなどの問題点を謝罪するとともに、今後のアップデートで問題の改善へ取り組むことを表明している。

(画像は任天堂ストア 『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』より)

 『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』は、2月25日に発売されたシミュレーションゲーム。プレイヤーは牧場を運営しつつ、さまざまな出会いを通じて、作物や畜産物を育ててスローライフを楽しむことができるゲームだ。
 本作は25周年を迎える『牧場物語』シリーズの最新作であり、またNintendo Switchでは初めての完全新作ということもあり、ユーザーの期待は大きかった。

 ただし評価はけっして芳しくなく、あくまでカスタマーレビューではあるがたとえばAmazonのストアレビューでは厳しい意見が寄せられており、記事執筆時点では270件を超えるレビューの平均が5点中2点。内訳としては、星2つが20パーセント、星1つが53パーセントという低評価のものとなっている。

 多くのユーザーが問題視しているのは、長いロードが多く発生する点だ。建物に出入りするとき、買い物、掲示板を見るときのほか、広いマップに出るときは約5秒~10秒ほどのロード時間がかかるため「テンポが著しく悪い」との意見が寄せられている。最初こそ許容範囲だが、同じ現象が続くとゲームプレイがかなり辛くなるようだ。

 また他にも移動が遅い、立ち絵がない、会話が味気ない、ボイスのクオリティが良くない、カメラアングルが悪いなど、さまざまなパフォーマンスに関する意見も寄せられている。

(画像は任天堂ストア 『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』より)

 こうした厳しい意見を受けて、本作のプロデューサーである武村大氏が短期的、長期的にアップデートで改善していくことを表明した。
 まず武村氏は購入してくれたユーザーに感謝を申した上で、不具合や不便さを謝罪。ユーザーからの意見に真摯に向き合い、アップデートで対応することを約束した。

 その上で、緊急性を要するアップデートとして、以下のアップデートを3月中旬ごろを目標に配信する予定だという。

・一部ロード時間の短縮
・インターネット通信をONにしていると進行不能になることがある不具合の修正、特定条件を満たし、ペットを起こした後、家を出ると進行不能になる不具合の修正
・特定条件を満たし、鉱山内で釣り竿を装備していると、進行不能になる不具合の修正
・その他、不具合の修正

(画像は任天堂ストア 『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』より)

 また長期的なアップデートとして、現在、改修案の目処が立っているものとして、以下の改善をしていく予定だという。

・一部会話テキストの修正および追加
・メーカー類の仕様改善
・没入感を削ぐ演出の適宜改修
・ゲームバランスの調整
・各種不具合の継続的な修正

 武村大氏は各種不具合の対応は当然だとして、ユーザーから寄せられた意見をもとに時間がかかっても対応していきたいとしており、これらで挙げられたものは一部の改修であり、方針と見込みが立ち次第、ユーザーに報告していきたいとしている。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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