ウェブカメラで「まばたき」を検知してプレイするアドベンチャーゲーム『Before Your Eyes』4月8日に発売へ。死後の世界から自らの記憶を思い出し、人生を見つめ直していく

 Skybound Gamesは、「まばたき」が物語を左右するアドベンチャーゲーム『Before Your Eyes』を4月8日(木)に発売すると発表した。プラットフォームはPC(Steam)。価格は未定。日本語に対応している。

 『Before Your Eyes』の舞台は死後の世界。すでに主人公は死んでおり、さまよう魂を死後の世界へといざなう水先案内人フェリーマンの船に乗る場面から物語は始まる。無事に死後の世界に辿り着くためには、主人公の人生をフェリーマンに伝えなければならない。フェリーマンは主人公を人生にとって大事な瞬間に送り出すことができるので、フェリーマンの協力を得つつ、徐々に自らの記憶を取り戻していこう。

 本作の特色はウェブカメラを使うことで、プレイヤーの「まばたき」を検知する点だ。そのまばたきがストーリーの流れをコントロールして物語を左右していく。またばきをするたびに時間がジャンプしていくそうで、トレーラーでは「5秒先、5年先かもしれない」と伝えられるなど、主人公の人生をめぐる壮大なストーリーが展開されそうだ。

(画像はSteam『Before Your Eyes』より)
(画像はSteam『Before Your Eyes』より)

 ユニークなインタラクションや、壮大なストーリーも魅力の本作だが、ファンタジックで優しさを感じさせるグラフィックと、英語フルボイスで展開されフェリーマンのユーモラスな語り口にも注目だろう。「誰もが背負う、重すぎる期待と心に秘めた人生の悔い」をテーマにしているということで、エモーショナルなストーリーに感情が揺り動かされるかもしれない。

 本作は日本語字幕に対応しており、それなりに訳もこなれていそうだが、現在Steamのストアページで見ることができるトレーラーでは、表示される日本語字幕には一部の漢字が表示できないようで、バグが散見される。製品版ではしっかりと修正してもらいたいところだ。

(画像はSteam『Before Your Eyes』より)
(画像はSteam『Before Your Eyes』より)

 本作を開発したのはアメリカ、サンタモニカに拠点を置く少数精鋭のスタジオGoodbyeWorld Games。
 本作はもともと『Close Your』というタイトルで2016年にクラウドファンディングされていた作品であり、目標金額20000ドル(約215万円)のところ35902ドル(388万円)を集めることができた。その後、今のタイトルである『Before Your Eyes』に改題して現在に至っている。

 「またばき」によるインタラクションや、主人公の人生を辿る壮大なストーリー、本作が気になった人はウィッシュリストに登録しておこう。『Before Your Eyes』を4月8日発売予定だ。

ライター/福山幸司

ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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