ゲームパブリッシャーのDouble Elevenは、Facepunch Studiosの開発するマルチプレイのオープンワールドサバイバルゲーム『RUST』のコンソール版を海外で2021年春に発売するとプレスリリースを通じて発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4とXboxOne。
※今年3月1日に公開されたコンソール版『Rust』の予行トレイラー
『RUST』は2018年にPCで正式リリースされたタイトル。Steamではつねに同時接続プレイヤー数ランキングの上位に君臨し続けているほか、Twitchなどで有名ストリーマーが配信プレイし続けるなど、根強い人気のあるゲームだ。プレイヤーはゲーム内のフィールド上で原始人のように裸一貫でスタートし、野生動物、飢えや渇き、放射線の脅威と戦いながら、自身の装備を整えたり近代的な住居や基地を作っていく。
ゲーム内ではさまざまな危険に遭遇しては何度も死亡し、そのたびに学びながら少しずつ強くなっていく、原始人のようなサバイバルからゆくゆくは銃を作って近代的な装備で身を固められるようになる。マルチプレイは協力よりも対戦に主軸を置いており、だましだまされ奪い奪われのハードコアな内容で、スルメのような味わい深いゲームプレイが多くのファンを魅了している。
なお本作は2013年から開発中のタイトルを配信する早期アクセスが始まり、そろそろ10年は制作が続いている息が長いゲームでもあり、今回ようやくファンから熱望されていたコンソール版のリリース時期が公表となった。コンソール版がどのようなものになるかはまだ明かされていない。海外メディアGamespotは、現在コンソール版の小規模なテストが行われていると報じている。
現時点でコンソール版『RUST』の日本発売はアナウンスされていないが、PC版は日本語にも対応しておりコンソール版も国内で同様に展開されることに期待した。
ライター/古嶋誉幸