アメリカのカンザス州に拠点を置くゲーム開発会社Mischiefは、一人称視点のアドベンチャーゲーム『Adios』を発売した。対応プラットフォームはXbox OneとXbox Series X|S(Microsoft Store)、PC(Steam、Itch.io)。価格はXbox版2100円、PC版1840円で、Steamでの対応言語は英語のみと表記されている。
『Adios』の主人公は、カンザス州のどこかで養豚業を営んでいる男性だ。彼は殺し屋をしている旧友に頼まれ、豚を使って死体を処理する手伝いをしていた。しかし10月のある朝、これ以上豚たちに汚れた仕事をさせないことを誓った。
プレイヤーはそんな汚れ仕事から足を洗うと決めた男となり、人生の分岐点となる1日を過ごすことになる。殺し屋はいつものように部下を連れて養豚場にやってくる。カンザス州の豊かな自然の中で友人と過ごしながら、友人の間違いを正して自分の立てた誓いを貫き通そう。
もし説得方法をまちがえると、友人はためらいなく銃を向けてくるだろう。一方トレイラーでは、主人公が友人に銃を向けるシーンもある。誓いを立てたその日が男の過ごす最後の日となるか、新しい人生が始まる最初の日になるか。すべてはプレイヤーの選択次第だ。複雑な選択を堅持することを描く、映画的な一人称視点ゲームとなっている。
はたして主人公は、人生と犯罪行為のどちらに「さよなら」を言うことになるだろうか。『Adios』はXboxコンソールとPCでそれぞれ2100円と1840円で販売中だ。
ライター/古嶋誉幸