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Techland、発売日が確定しない『Dying Light 2』に怒るユーザーたちのコメントを読み上げる動画を公開。「もう少し待ってほしい」と訴え、動画の最後には“2021”の文字も

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 ポーランドのゲーム開発会社Techlandは、現在開発中のゾンビサバイバルFPS『Dying Light 2』に関する最新映像を公開した。

 長らく開発が続けられていることに関するファンの怒りのコメントを読み上げる内容で、開発スタッフがゲームの完成まで「もう少し待ってほしい」と伝えている。動画の最後には「2021」の文字が表示されているが、これが発売時期を示しているのか、あるいは続報が2021年内にあるという意味なのかは明言されていない。

 『Dying Light 2』は、2015年に発売されたオープンワールドゾンビサバイバルFPS『Dying Light』の続編だ。パルクール(フリーランニング)を駆使して街中を走り回ることができる点や、昼夜の変化とともにゾンビの危険度や探索可能範囲が変化する点が特徴。最大4人のフレンドとゾンビであふれかえった街でさまざまなクエストに挑戦することができる。

 最新作では前作から15年が経ち、生きる術を学んだ人類が相変わらずお互いを殺し合う暗黒時代が続いている。前作はアクの強い脇役キャラクターたちが活躍する一本道のシナリオが展開されたが、本作ではプレイヤーの選択にも重点を置いており、プレイヤーの決断がストーリーを変えていくという。

 もともと『Dying Light 2』は2018年6月のゲームイベント「E3」にて正式発表された。対象プラットフォームはPC、PS4、Xbox One。当初は2020年内に発売予定だったが、ゲームのさらなる研さんなどを理由に無期限で発売が延期された。

 その開発期間中、ライターだったChris Avellone士が性的虐待の告発により降板したほか、前作でアートディレクターとリードライターを担当したPawel Selinger氏の退職がLinkedinから確認されるなど、ファンにとっては開発の進捗を不安視せざるをえない状況が続いていた。Techlandは自社のTwitterアカウントでファンが開発環境について危惧しているコメントに対し、「ゲームの開発は前進していますが、発表するのが早すぎました。しかしクランチ状態からはほど遠いです」と答えている

Techland、発売日が確定しない『Dying Light 2』に怒るユーザーたちのコメントを読み上げる動画を公開。「もう少し待ってほしい」と訴え、動画の最後には“2021”の文字も_001
(画像はSteam『Dying Light 2』より)
Techland、発売日が確定しない『Dying Light 2』に怒るユーザーたちのコメントを読み上げる動画を公開。「もう少し待ってほしい」と訴え、動画の最後には“2021”の文字も_002
(画像はSteam『Dying Light 2』より)
Techland、発売日が確定しない『Dying Light 2』に怒るユーザーたちのコメントを読み上げる動画を公開。「もう少し待ってほしい」と訴え、動画の最後には“2021”の文字も_003
(画像はSteam『Dying Light 2』より)

 今回の映像では開発の進捗や新しい映像などは公開されておらず、はたして『Dying Light 2』が2021年内に本当に発売されるのかは不透明だ。ゲームの公式Discordサーバーではゲームに関するファンからの質問を募集しており、気になるユーザーはこちらもチェックしてみてほしい。

ライター/古嶋誉幸

ライター
Techland、発売日が確定しない『Dying Light 2』に怒るユーザーたちのコメントを読み上げる動画を公開。「もう少し待ってほしい」と訴え、動画の最後には“2021”の文字も_004
一日を変え、一生を変える一本を!学生時代Half-Lifeに人生の屋台骨を折られてから幾星霜、一本のゲームにその後の人生を変えられました。FPSを中心にゲーム三昧の人生を送っています。
Twitter: @pornski_eros

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