スクウェア・エニックスは同社の情報番組「Square Enix Presents | Spring 2021」にて、『ライフ イズ ストレンジ』と『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』のリマスター版を発表した。
また、両作品のセット『ライフ イズ ストレンジ リマスターコレクション』も発売するとした。プラットフォームはPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、Stadia、PC(Steam)。価格は未定で、2021年秋に発売予定。日本語版の発売については未定で、公式Twitterアカウントは今後アナウンスすると伝えている。
2016年に発売された『ライフ イズ ストレンジ』は、主人公の選択によって物語が変化するアドベンチャーゲーム。時間を巻き戻す能力を持つことになった高校生のマックスが、幼馴染のクロエと再会するところから青春ドラマが始まるが、物語はそこから思いもよらぬ展開へとなだれ込んでく。
また『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』はその3年前を描く前日譚となり、マックスと再会する前のクロエと、前作で行方不明になっていたレイチェルと交流が描かれる。いずれの作品もキャラクターの繊細な感情を捉えており、ユーザーから高く評価されているゲームだ。
今回発表されたリマスター版『ライフ イズ ストレンジ』と『ライフ イズ ストレンジ ビフォア ザ ストーム』は、キャラクターや環境全体をリマスター。照明が改善されているほか、特にキャラクターアニメーションが強化されているという。動きと顔のモーションキャプチャーがそれぞれ導入しており、より微細な感情が表現されていそうだ。
ただし現在のところ、このリマスター版のスクリーンションは2枚しか公開されておらず、公開されたPVはイメージ映像に近いものなので、どの程度グラフィックやアニメーションがリマスターさせているのか現時点ではわからない。どのように『ライフ イズ ストレンジ』シリーズが生まれ変わっているのか、続報を待ちたいところだ。
なお日本語版の発売は未定だが、今後アナウンスを行うということで、こちらも続報に期待したい。
ライター/福山幸司