同人サークル「上海アリス幻樂団」主宰でゲーム開発者のZUN氏が、新作シューティングゲーム『東方虹龍洞 ~ Unconnected Marketeers.』(以下、東方虹龍洞)の体験版をSteamにて配信した。
体験版はSteamのストアページ右側、「このゲームに興味がありますか?」の下にある「デモをダウンロード」からダウンロード可能。体験版は3月21日に開催された『東方Project』のイベント「博麗神社例大祭」にて配布されたものと同じ内容となっている。なおイベントで配布された体験版向けにはアップデートファイルver0.02aが配信中だ。
『東方虹龍洞』は上海アリス幻樂団の大人気シューティング『東方Project』シリーズ第18弾。霊夢らおなじみの面々が、ちまたに流通している不思議な「アビリティーカード」の調査に乗り出す。今作の自機は博麗霊夢、霧雨魔理沙、十六夜咲夜、東風谷早苗の4人となっている。
本作の大きな特徴は、ストーリーの起点にもなっている「アビリティーカード」だ。妖怪の間で売買されているこのカードは、ゲームプレイにも大きく絡んでくる。アビリティーカードはゲームにおける最初に選ぶサブウエポンであり、ゲーム途中で手に入れることで自機をアップグレードしたり、残機を増やすなどの効果もある。ボスを倒すと、それまで手に入れたお金(資金力)を使ってさまざまな能力を持つカードを購入できる。
ZUN氏はアビリティーカードシステムについて、「好きな能力を装備したり、途中で購入して増やしたりとSTG的には割と挑戦的なシステムですが、違和感なく遊べるような内容になっています」とブログで語っている。
『東方虹龍洞』は5月発売に向けて鋭意開発中。体験版をプレイしながら、ゲームの発売を待ってほしい。
ライター/古嶋誉幸