プラチナゲームズは、完全新作アクションゲーム『World of Demons – 百鬼魔道』を、定額ゲーム遊び放題サービス「Apple Arcade」の独占タイトルとして配信開始した。
対応機種はiPhone/iPod touch (iOS 13以上)、iPad (iPadOS)、 Mac (macOS Catalina)、 Apple TV (tvOS 13以上)。「Apple Arcade」は月額600円でほかの対象タイトルとあわせて定額プレイができ、初月は無料トライアルが利用可能となっている。
本作はかつて存在したクローバースタジオが手掛けた『大神』を思わせるような幻想的なビジュアルが特徴のタイトルで、浮世絵や墨絵から着想を得ているという。ゲームジャンルはプラチナゲームズ得意のアクション。プレイヤーはサムライ「鬼丸」となって、次々と襲い来る「妖怪」や「鬼」を倒して従いながら、幽玄な和の世界の津々浦々を旅していく。映像を見る限りでは、河童や青坊主、鞍馬天狗やぬらりひょんといった馴染みある面子が登場するようだ。
なおゲームの配信にあわせて、TwitterおよびInstagramの公式アカウントも発足。作品を彩る美しいユニークなビジュアルやゲームシステム、数々の妖怪たちを紹介していくとのことなので、こちらもあわせてチェックしてほしい。
『World of Demons – 百鬼魔道』
■ストーリー
遠い昔、人と妖怪がともに暮らしていた時代。
あるとき地獄から酒呑童子という鬼が現れ、暴虐の限りを尽くしたという。やがて酒呑童子は源頼光と四天王の手によって死闘のすえ討ち果たされ、その首は地下深くに封印される。
世界はひとときの平穏を取り戻したかにみえたが、それから百年。何者かの手によって首塚の護り手たちがつぎつぎに殺され、封印の解かれた酒呑童子はふたたび人間界に現れた――。
十年が過ぎ、酒呑童子の邪気によって妖怪たちが正気を失い地獄と化した世界を、一人の侍が行脚していた。その目的は酒呑童子の討伐であった。
■キャラクター
鬼丸
鬼の血を引く侍。
その生い立ちは謎に包まれている。
武器は刀で、戦闘スタイルは万能型。身軽な動きで接近戦を得意とする。
小夜
強い霊力を持った不知火稲荷の巫女。
とある目的のため旅に出る決意を固める。
武器は薙刀で、長いリーチを活かした遠距離戦を得意とする。
■ゲーム概要
天狗や河童、ぬっぺっぽうといった日本古来のユニークな妖怪たちが100種類以上も登場。
タッチ操作だけで爽快なバトルが楽しめる。
倒して正気を取り戻した妖怪たちは、御供妖怪として仲間になることも。
バトル中に口寄せをすれば、妖怪ごとに異なった特殊能力で助太刀をしてくれる。
妖怪の能力は隠し通路や宝箱を見つけるために役立つことも!?
土蜘蛛やおとろし、九尾の狐といった巨大妖怪も多数登場。
ド迫力のボスバトルを、iOS対応端末でいつでもどこでも楽しめる。
ステージで手に入れた武器は、鍛えることによって強力な奥義が使用可能に。
サムライや御供にした妖怪たちもレベルを上げることで新たな能力が開花するなど、やり込みによってアクションの幅はさらに広がる。
敵は妖怪だけではない!? 物語の先にはさまざまな妖怪やサムライたちとの出会いが待ち受けている。
個性的な妖怪たちとのユーモラスな会話も見どころのひとつ。
探索できるステージは墨絵と浮世絵が融合したような美しい和の世界に彩られている。
『ベヨネッタ』シリーズでコンポーザーを務めた山口裕史によるBGMも、テンションが上がるものから情緒たっぷりのものまで幅広く、和楽器の生演奏も収録されているなど聴きごたえ十分だ。
© PlatinumGames Inc.
文/ishigenn