フランスのゲームパブリッシャーDear Villagersは、フランスのゲーム開発会社Midgar Studioの製作するJRPG『エッジ・オブ・エタニティ』を6月8日(火)にPC(Steam、GOG.com、Epic Games Store)で正式リリースすると発表した。
PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|Sでのリリースも決定し、こちらは2021年第4四半期にリリース予定となっている。また、コンソールでのリリースと同時にXbox Game Passでも利用可能となることが発表されている。
『エッジ・オブ・エタニティ』はJRPGに強い影響を受けたRPG。通常戦闘はアクティブタイムバトルを採用したターンベースバトルで、ATBゲージがたまったユニットから順番に行動する。強力な攻撃にはキャストまでの時間が設定されており、その間にほかのユニットで妨害することも可能だ。
また、ユニットは戦闘中にヘックスで区切られた戦場を移動する要素もある。シンボルエンカウント制を採用しており、戦闘は全体的に『グランディア』シリーズの影響が強く見られる。シリーズのファンなら試してみる価値のある戦闘だ。
舞台となるのはファンタジー世界のヘリオンと呼ばれる土地。高度なテクノロジーを持った異星の侵略者アークリットによって滅びの道を進むなか、主人公ダリオンとその仲間たちはアークリットのもたらした兵器「腐蝕病」を治療する方法を探すために広大な世界を旅することになる。プレイヤーの選択次第でストーリーが変わる、希望と犠牲の壮大な物語が描かれる。
音楽は『クロノ・トリガー』や『ゼノブレイド』を手がけた光田康典氏が担当。メインテーマなどの楽曲はSound Cloudから視聴できる。
JRPGに強く影響を受け、『グランディア』ゆずりの戦略的な戦闘が楽しめそうな『エッジ・オブ・エタニティ』は6月8日正式リリース。なお、現在早期アクセス中のSteamでは4月14日に24.99ドルから29.99ドルへの値上げが予定されている。4月14日まで値上げ前の最後のセールも行われている。PC版では一部字幕に表示されるはずのないタグが残るなど完璧ではく、「早期アクセス版では町人のつぶやきなど、クエストやストーリーに関わる会話以外は英文のままになっている。一部は日本語に対応しているため、興味がある方は4月14日までのセール期間中にゲームを手に入れてほしい。
ライター/古嶋誉幸