合同会社ライアットゲームズは、PC(Windows)向けに配信中の一人称視点シューティング(FPS)ゲーム『VALORANT(ヴァロラント)』にて、チームメンバー全員が同じキャラクターを使って戦う期間限定モード「レプリケーション」を実装すると発表した。プレイ可能な期間は5月12日(水)から5月25日(火)まで。
今回配信される「レプリケーション」モードは全9ラウンド。相手チームの全滅や「スパイク」と呼ばれる爆弾の起爆あるいは解除で先に5ラウンドを獲得したチームが勝利となる。本作の基本的なルールである「アンレート」と大きく異なる点は、チーム全員が試合前の投票で選ばれたキャラクターを使用する点と、1ラウンドの制限時間が100秒(1分40秒)から80秒(1分20秒)へ短縮されている点のふたつだ。
『VALORANT』にはトラップや視界の妨害など、異なる能力を持ったキャラクターたちが存在する一方、試合開始前に誰かが選んだキャラクターをほかのチームメンバーが選択できない仕様となっていた。発表によれば、今回の「レプリケーション」ルールではよりカジュアルでユニークな遊びの場を提供する目的があるようだ。
※2021年4月に公開されたトッププロによるキャラクター活用の紹介映像
なお、5月25日(火)の配信終了後は一定期間ごとに期間限定モードが入れ替わる「モードローテーションストラテジー(仮称)」が配信されるという。詳細は近日明らかになるようなので、プレイヤーの方は続報を待ってみてほしい。
「レプリケーション」ルールの詳細を含むリリース文は以下のとおり。
タクティカルFPSゲーム『VALORANT』の新ゲームモード
「レプリケーション」が2021年5月12日(水)より期間限定で実装
Riot Games, Inc.(米国)の日本法人である合同会社ライアットゲームズ(港区六本木、社長/CEO:小宮山 真司)は、タクティカルFPSゲーム『VALORANT(ヴァロラント)』において、同じチームの全プライヤーが同じエージェントを使用する新ゲームモード「レプリケーション」を2021年5月12日(水)から2021年5月25日(火)までの期間限定で実装することをお知らせします。
新ゲームモード「レプリケーション」は、アンレートと同じルールです。ただし、同じチームの全プレイヤーが同じエージェントを使います。獲得クレジットは毎ラウンドで固定、5ラウンド先取したチームの勝利となります。
「レプリケーション」の目標は、『VALORANT』をよりカジュアルに楽しめる場を用意するとともに、斬新さとユニークさを感じられるゲーム体験を提供することにあります。普段と違ったゲームプレイをソロキューで味わうことができ、カジュアルプレイヤーが楽しみやすいモードとなっています。また、深い戦略性を秘め、通常のルールでは実現しえないプレイを探求できるため、ミッドコアなプレイヤーにとっても魅力的なモードとなるはずです。
なお、一時的に「エスカレーション」が「レプリケーション」に置き換えられます。「レプリケーション」が終了した後は、「モードローテーションストラテジー」(仮名)に移行する予定です。これは、既存のゲームモードを一定期間プレイ可能にし、その期間が終了次第、別の既存モードがプレイ可能になるという仕組みです。「モードローテーションストラテジー」に関する詳細情報は、近日中の公開を予定しております。
■「レプリケーション」ルール詳細
・9ラウンド勝負で5ラウンド先取したチームの勝利
・ルールはアンレートと同じ、ただし試合時間の調整あり
・1ラウンドの時間は80秒
・購入フェーズはピストルラウンドが45秒、それ以降は30秒
・同じチームの全プレイヤーが同じエージェントを使用
・使用エージェントは試合前の投票で決定される
・アビリティー(アルティメットを除く)は、毎ラウンドで回復
・プレイヤーは各ラウンド(延長戦を除く)の開始時に、ULTポイントを1ポイント獲得
・プレイヤーは勝敗に関係なく、ラウンドごとに一定額のクレジットを獲得
<ラウンドごとのクレジット額>
■ 900
■ 2400
■ 3900
■ 6000
・銃/シールドはラウンドごとにリセット
・4秒間に2度フラッシュを受けたプレイヤーは、視界を奪われなくなる「フラッシュガード」(効果時間:5秒)を獲得
・XPの獲得量はアンレートと同じ
プレイしたラウンドごとに100XP
ラウンドに勝利するごとに追加で200XP
■ライアットゲームズについて
ライアットゲームズは世界でもっともプレイヤーに焦点を当てたゲームの開発、パブリッシング、プレイヤーサポートの提供を目指し、2006年に創設されました。ライアットは2009年にデビュー作となる『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』をリリースし、世界中で高い評価を獲得しました。本作は世界中でもっとも多くプレイされているPCゲームとなり、eスポーツの爆発的な成長の主要な牽引役となっています。
LoLが誕生から10年を迎えた今、ライアットは本作の進化を続けながらも、プレイヤーに新たなゲーム体験を提供できるよう、『チームファイト タクティクス』、『レジェンド・オブ・ルーンテラ』、『VALORANT』、『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』、その他にも複数のタイトルで開発を進めています。また、音楽やコミックブック、テレビなどのマルチメディアプロジェクトを通して、ルーンテラの世界の探索を続けています。さらにライアットは、パブリッシングを手掛ける系列会社Riot Forge(ライアットフォージ)を立ち上げました。Riot Forgeはサードパーティーのデベロッパーと連携し、LoLの世界を舞台にした新たなゲームの開発を行っています。Riot Forgeにとって第一作目となるRuined
King: A League of Legends Story』は、Airship Syndicate社を開発に迎えたターン性のロールプレイングゲーム(RPG)となっています。
ブランドン・ベックとマーク・メリルによって創設され、ニコロ・ローレンCEOが率いるライアットは、カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を置き、世界20以上の地域に展開されたオフィスで3000人のライアターが働いています。
関連リンク:
ライアットゲームズ公式サイト: https://www.riotgames.com/ja
Riot Games Japan 公式Twitter: https://twitter.com/riotgamesjapan
■VALORANT Champions Tourについて
Twitchで170万人以上の最高同時視聴者数を達成し、記録を更新したクローズドベータの後、VALORANTは2020年で最も急成長を遂げているeスポーツとしての地位をすぐさま確立しました。そしてライアットゲームズはVALORANTの競技シーンをサポートするため、1年を通して開催される「VALORANT Champions Tour」を立ち上げました。同ツアーには、「Challengers」、「Masters」、「Champions」の3ステージが設けられています。各地域で催される「Challengers」を勝ち抜いたチームは、国際大会である「Masters」の参加資格を得て、さらに「Champions」への出場を目指すことになります。「Champions」は2週間かけて開催される長期間のトーナメントで、1チームのみがVALORANTの世界チャンピオンとしての栄光を手にすることになります。シーズンごとに行われる競技ツアーでは、北アメリカ、南アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリアの各地域で大会が開催されます。
公式サイト:https://valorantesports.tokyo/
公式 Twitter:https://twitter.com/valesports_jp
ライター/ヨシムネ