『THE KING OF FIGHTERS』(以下、KOF)の人気キャラクター「不知火舞」の全長54センチに及ぶ大型フィギュアが、海外ストアにて予約販売を開始している。この1/4不知火舞フィギュアの価格は1050ドル(約11万5000円)。2021年第4四半期発売ということで、発送は年末になりそうだ。
本人の造形も力が入れられているが、鳥居をもしたスタンドと彼女のトレードマークでもある炎がクリアパーツで再現されており、値段に見合う豪華な仕様になっている。フィギュアを販売するBig Bad Toy Storeは国際発送にも対応するが、「大きすぎて発送できないかもしれません」としている。
不知火舞は1992年の『餓狼伝説2』からSNKの格闘ゲームに登場し、現在は主に『KOF』シリーズに登場している。不知火流忍術を使うくノ一で、扇子や炎を操って戦う。
フィギュアは『THE KING OF FIGHTERS XIII』の不知火舞となっている。ほとんどのシリーズに出場していた彼女は、2003年稼働の『THE KING OF FIGHTERS 2003』を最後に2010年稼働の『THE KING OF FIGHTERS XIII』まで出場していなかった(PlayStation 2版『THE KING OF FIGHTERS XI』の隠しキャラとしては登場)。
『THE KING OF FIGHTERS XIII』の不知火舞は面長の大人びた美女。フィギュアもかなり大人びた表情をしており、たしかに『KOF XIII』の不知火舞を思わせる。
フィギュアを見ても分かるとおり、『餓狼伝説2』で初登場時から露出の高い衣装を着ており、無数のファンを獲得しながらも「使うのが恥ずかしい」ともいわれてきたキャラだ。今ではそのような声が聞こえることも少なくなったようだが、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に露出度の高さが原因で参加できなかったと再び脚光を浴びた。よい子の「CERO A」をくぐり抜けるには、彼女の露出は高すぎた。
1/4不知火舞フィギュアは2021年第4四半期発売予定。価格は1050ドルだ。