『バーチャファイター』eスポーツに正式参戦が発表。PS4向けソフト『バーチャファイター eスポーツ』はPS PlusとPS Nowで6月1日に同時配信

 セガは5月27日(木)20時より、『バーチャファイター』シリーズに関する最新情報を伝える配信番組「バーチャファイター × esports」を実施した。番組では初めに『バーチャファイター』がeスポーツに正式参戦することを発表。

 『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン』をPS4向けにフルリメイクした『バーチャファイター eスポーツ』を正式発表した。PS PlusとPS Nowで6月1日で同時配信。またアーケードでは6月2日より全国で稼動が開始する。さらに本作は今後、eスポーツとして運営、大会を開催したいとしている。

 『バーチャファイター eスポーツ』は龍が如くスタジオとAM2がタッグを組んで共同開発を行っている『バーチャファイター』シリーズの10年ぶりの最新作。『龍が如く』シリーズで使用されている「ドラゴンエンジン」を使って制作。特にグラフィックの刷新した部分を龍が如くスタジオが担当をした。

 全世界の強敵と戦えるランクマッチ、CPUと戦えるアーケード、用途に合わせて練習ができるトレーニング、友達と戦えるオフラインバーサスはもちろん実装。今回はeスポーツシーンに合わせ、トーナメント戦、総当り戦のリーグ戦では最大16名で戦いを繰り広げられるものとなっている。観戦モードはスタンプを使用してライブコミュニケーションできることが可能と、さらに充実したものとなっている。

(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)
(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)
(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)

 またダウンロードコンテンツも用意されており、初代『バーチャファイター』のキャラクターモデルを本作用にリメイクしたコンテンツの配信が予定されるようだ。

 番組では『バーチャファイター』シリーズは1993年に世界初の3D格闘ゲームとしてアーケードでリリース。スミソニアン博物館に筐体が格闘ゲームとして初めて収められるなど、世界に認められたタイトルとなった。

 セガ公式大会が多数開催されており、そのなかには「鉄人」と称されるセガ公認プレイヤーを認定するなど、現在のeスポーツを先駆けのような活動をしていたことに触れられた。「バーチャファイター × esports」プロジェクト自体が、『バーチャファイター』をより知ってもらいたいことを目的としており、今回のPS Plusでのフリープレイという決断にいたったという。

(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)
(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)
(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)

 番組のeスポーツの展開を説明する場面では、実写映像を用いたコンセプト映像が流れ、「バーチャファイター eスポーツ SEASON_0」の開幕を宣言

 ここからeスポーツを盛り上げたいとしている。助走期間として「シーズン0」を設定し、アマチュアプレイヤーの頂点を決める公式大会「チャレンジカップ」を開催。2022年4月1日にはシーズン1を開幕し、『バーチャファイター』の「プロプレイヤー」として未来を作っていく。

 『バーチャファイター』はeスポーツのプロライセンスを発行するJeSU(日本eスポーツ連合)の公認が得られていないため、本作は現状ではJeSUの公認プロプレイヤーは設定できない。そのため「シーズン0」と「シーズン1」を設定し、ゆくゆくはそうした活動を経て成績優秀者の中からJeSUの公認のプロを輩出したいとしている。

(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)
(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)

 シーズン0は2021年8月~9月に1次予選をオンラインで開催。そして決勝であるファイナルを2021年10月にオフラインで開催予定だ。またシーズン0[2nd]を2022年1月~2月にオンラインで開催。ファイナルを2022年3月にオフラインで開催予定。大会ルール、応募方法は追って公式サイトに記載する。

 さらに『バーチャファイター eスポーツ』のリリースを記念して、プレシーズンマッチが開催決定。2021年7月18日(日)にオンラインで開催。勝利条件は45秒、3ラウンド先取、2試合失敗。また出場者上限は128名となる。本日より特設サイトでエントリーが可能だ。先着順ではないので、焦らずにエントリーして欲しいとのこと。

 今後のアップデートとしてバージョンアップを予定しており、週末にオンライントーナメントが開催される「定期トーナメント」モードが追加。上位入賞者には特殊な称号が授与される。またコミュニティでの対戦形式となる「チーム戦」の追加、さらにトーナメントやリーグなどの複数対戦を並行に進行する「ルームマッチの同時進行」機能が追加。これらは今夏に配信予定だ。

(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)
(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)

 さらにファミ通・電撃主催で「天国と地獄のドリームマッチ」が開催予定。『バーチャファイター』のレジェンド8名が集結して、最強と最弱を決める。6月1日にファミ通、電撃オンラインのYouTubeチャンネルで前後編が公開予定。また今回の番組の司会を務めたタレントの西村歩乃果さんが出演する「バーチャファイター対決を実況してみた」が6月1日に公開。バーチャファイター公式チャンネルで公開予定だ。

 ほかにもバーチャファイターの猛者たちが挑戦する「負けたら即終了!!百人組手配信」を全8回にわたって公式YouTubeチャンネルで実施。ほかにもMildomの独占生配信として「灼熱!格ゲーマーだらけのバーチャ祭り」が6月12日20:00に開催。これらは詳しくは公式Twitterでお知らせする。

(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)
(画像はYouTube『『バーチャファイター×esports』プロジェクト正式発表放送」より)

 さまざまにグッズも展開され、Tシャツ、スポーツタオル、マグカップなどが発売決定。さらに「プレミアムミュージックコレクション」と題され、本作と初代『バーチャファイター』の音楽が聴けるCDが2枚組みで発売。価格は3300円、6月24日発売予定だ。また「結城晶のアクションフィギュア」が鋭意製作中。予定価格は14300円、12月中旬ごろの発売を予定している。

 番組の最後には、「バーチャファイター × esports」プロジェクトの意気込みが語られ、このプロジェクトそのものは随分と前から構想があったことが明かされた。しかし立ち上げてからチームアップするのが大変だったという。そうした苦労を経て6月1日に『バーチャファイター eスポーツ』が配信されるのは、感無量だとして「無料なのでぜひプレイしてみて欲しい」と語った。また本作の感想などをぜひTwitterにつづって欲しいと語った。

 番組終了後には、セガ公式Twitterアカウントから価格などが発表。PS Plusは期間限定でフリープレイとなり、ゲーム本編『バーチャファイター eスポーツ』とDLCはセットで税込3300円。DLCコンテンツ「レジェンダリーパック」は税込1100円となる。各種グッズについてはセガストアで予約を受け付け中とのこと。

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn
ライター
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman
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