パブリッシャーのCurve Digitalは、Skyhook Gamesが開発する芝刈りシミュレーションゲーム『Lawn Mowing Simulator』の体験版を配信している。6月23日午前2時までのSteam Next Fest向けの体験版だが、記事執筆時点でもまだダウンロード可能。本編だけでなく体験版も日本語に対応している。
『Lawn Mowing Simulator』はイギリスを舞台にした芝刈り会社運営シミュレーション。会社経営も行うが、メインは自分で芝刈り機を運転して顧客の庭の芝を刈るゲームとなる。Toro、SCAG、STIGAなど実在の芝刈り機メーカーの機種12台が用意されており、実際に運転できる。また、それぞれの車両は各種アタッチメントでアップグレードも可能だ。
ゲームは実際に自分で会社を運営する「キャリアモード」、自由に芝刈り機を運転する「フリー芝刈りモード」、そして「チャレンジモード」の3種類が楽しめる。
キャリアモードは、最初は自分と1台の芝刈り機しかないが、芝刈りでお金を稼いでほかの従業員を雇って会社を大きくしていける。
芝刈りシミュレーションというだけあってゲームの内容は実際の芝刈りに忠実のようだ。まずは顧客の庭に赴き、芝刈りブレードを損傷させるようなアイテムを探して排除する必要がある。終わったあとは芝刈り機を庭に運び込み、注文の刈高(雑草を何cm残すか)と芝刈り面積に沿って芝を刈っていく。
エンジンの始動、スロットル、刈高の設定、ブレードの上げ下げやブレードの回転などはすべて手動。これらの操作は芝刈り機によっても異なる。
芝刈り中はエンジンへの負荷も考えなければならない。制限時間内に芝刈りを終わらせたいが、急ぎすぎるとエンジンに負荷を掛けすぎて故障することもある。また、コンクリートや庭に残ったアイテムなどの上でブレードを動かすとブレードも損傷してしまう。
庭には花壇など刈ってはいけない草花もあるので、スピードを重視しながらも丁寧な作業が求められる。3Dグラフィックで描かれた芝が徐々に刈られていくのはなかなか気持ちが良い。
『Lawn Mowing Simulator』は2021年夏にXbox Series X|SとPCで発売予定。体験版がいつまでダウンロードできるか不明のため、試してみたい方はできるだけ早くSteamの体験版をダウンロードするのがいいだろう。