火星物流ゲーム『Mars First Logistics』発表。微細なパーツを組み合わせて自分だけのマシンを開発、火星のコロニー間で荷物を運び届ける

 個人ゲーム開発者のイアン・マクラティ氏は、火星物流ゲーム『Mars First Logistics』を発表した。プラットフォームはPC(Steam)。発売は2022年。

 『Mars First Logistics』は、火星で物流を営む、物理ベースのオープンワールド・シミュレーションゲーム。

 最初にプレイヤーは、荷物を運ぶマシンを設計して製造する。運ぶべき荷物の依頼を受けたのち、火星の険しい困難な地形を乗り越えて、指定のコロニーステーションに送り届ける。報酬としてクレジットを入手できるので、新しいテクノロジーをアンロックして、マシンをアップグレードしていく。

 公開されたトレーラーを見ると、転倒して荷物を落としてしまっている場面などがあり、マシンの設計・製造にはスピードだけではなく、バランスも重視しなければならないようだ。また荷台に荷物を置くだけでなく、グラップルを取り付けて荷物を掴んだり、クランプのように荷物を挟むことができることが見て取れる。取り扱う荷物によって臨機応変にマシンを開発しなければ、火星を踏破することは難しそうだ。

(画像はSteam『Mars First Logistics』より)
(画像はSteam『Mars First Logistics』より)
(画像はSteam『Mars First Logistics』より)
(画像はSteam『Mars First Logistics』より)
(画像はSteam『Mars First Logistics』より)

 こうした設計はまるでブロック玩具の『LEGO』のように、ひとつひとつ微細なパーツを組み合わすことができるようで、サーボモーター、油圧シリンダー、ロケットエンジンなどのパーツがあるとのこと。

 オープンワールドで荷物を運ぶという点で小島秀夫監督の『デス・ストランディング』を思わせる本作。また9月23日に発売を予定している『Sable』を彷彿させるメビウスを初めとしたフレンチ・コミックにも似たアートワークで火星の砂漠を描いている点も注目といえるだろう。

 開発しているイアン・マクラティ氏は、オーストラリアのメルボルンに拠点を置いている個人ゲーム開発者。実験的な小品のビデオゲーム作品を数多く制作しており、昨年は2Dのピクセル画面を3D空間上で移動する遠近法の迷路ゲーム『The Catacombs of Solaris Revisited』を発売。それ以前にはパズルゲーム、レースゲーム、2Dプラットフォーマーなど、ジャンルを横断しながらさまざまな実験的な作品を発表している。

 今回の『Mars First Logistics』は比較的、多くの人が楽しめそうな商業ゲーム寄りの作風となっているが、微細なパーツを組み合わせてマシンによって荷物を運ぶという、シンプルながら氏のアイディアが光るものとなっているといえるだろう。続報に期待したい。

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