ベネチア在住のゲーム開発者SquareAnon氏は、現在開発中のテトリス+ダンジョン探索RPG『Blocky Dungeon』の最新プレイ映像を公開。ゲームを夏の終わりまでにSteamにて発売することを発表した。
I know I haven't been posting updates on my #tetris #roguelike mix Blocky Dungeon for quite some time, so here's a new look at it! Some things have changed… 😄
— SquareAnon (@SquareAnon) June 29, 2021
I'm aiming to release on #Steam by the end of the summer! #indie #gamedev #madewithunity pic.twitter.com/WZOg2GUbG9
『Blocky Dungeon』はテトリスの要領でダンジョンを構築し、その中を勇者として冒険するダンジョン探索パズルゲームだ。『テトリス』と『風来のシレン』のようなダンジョン探索ローグライクが合体したようなゲームだとイメージするとわかりやすいかもしれない。ブロックと勇者の操作を切り替えつつ、「Xライン消す」や「敵をX体倒す」など規定のクエストをこなして、最終的にゴールであるポータルをくぐれば次のステージに移動する。
『テトリス』をやりながら勇者も動かすと聞くと忙しそうに感じるが、勇者を操作しているときはテトリミノ(ブロック)は落下が止まる。勇者の操作とテトリミノの操作を切り替えながらダンジョンを攻略しよう。
ダンジョン探索ゲームでは、プレーヤーの動きにあわせて敵が行動することが多いが、本作では勇者を操作しているとき敵は基本的に動かない。代わりにこちらから攻撃を仕掛けたときには反撃し、またブロックを設置したときに合計2マス移動する。
勇者の行動回数は緑色のゲージで管理されているので、こちらのターンでずっと動き続けられるわけではない。アイテムをとったり、ブロックを設置したりすると一定数回復する。
動くための行動力回復にはブロックを設置するのがもっとも手軽だが、ブロックをおくと敵が2回行動する。HPが低い状態で2マス以内に敵がいて、行動力がなくなった場合はダメージをほぼ確実に受けてしまう。プレーヤーが一方的に有利ではないので、行動はしっかり考えてから行うのがいいだろう。
テトリスでブロックを消しても、プレーヤーが許可するまで消えることはない。うまくすれば消えるブロックと一緒に敵も一掃できるが、アイテムなども消えてしまうので注意が必要だ。
ほかにも、敵の残りHPとまったく同じダメージを与えてちょうどよく倒すとコンボがスタート。たとえば、残りHPが1の敵に1ダメージを与えて倒すと主人公の攻撃力は2になる。さらにその状態でHP残り2の敵を2ダメージで倒すと攻撃力は3になる。次のテトリミノが設置されるか、残りHPと違う攻撃力で敵を倒すとコンボはリセットされてしまう。
itch.ioで公開された体験版の時点でもかなり面白かったが、製品版はさらに面白くなるはずだ。チュートリアルの実装が予告されているほか、「Delve Together」(一緒に掘り進む)というメニュー項目もあるので、ふたりプレイにも対応するかもしれない。
まずはitch.ioで公開されている無料体験版を遊んでみて、本作のポテンシャルを確かめてみてほしい。