【7/08 20:33】記事初公開時、文中で『大魔界村』と記載していたましたが、『超魔界村』の誤りです。お詫びして訂正いたします。
MLB(メジャーリーグベースボール)のサンディエゴ・パドレスに所属している、フェルナンド・タティスJr.選手が見せたファインプレーが「2段ジャンプ」ではないかと海外で話題になっている。
サンディエゴ・パドレス公式YouTubeチャンネルでは、「フェルナンド・タティスJr.は2段ジャンプをしたのか??」というタイトルで、このスーパープレーの瞬間の動画を投稿している。
Gravity follows the law of @tatis_jr. pic.twitter.com/UIiRazPzSx
— San Diego Padres (@Padres) July 6, 2021
野球ファンの間で話題となっているのは、現地時間7月5日に行われたワシントン・ナショナルズとサンディエゴ・パドレスの間で行われた試合。
8回の場面で、ワシントン・ナショナルズのライアン・ジマーマン選手がライナーを放ち、ショートを守るタティスJr.選手がジャンプしてキャッチしようとするが、高さが足りない。頭上を越えてクリーンヒットかと思いきや、タティスJr.選手は2段ジャンプをするかのように空中を蹴り、ボールを見事にキャッチした。
なお「2段ジャンプ」とは、ビデオゲームにおいて、ボタンを押してキャラクターがジャンプし、そこからもう1度ボタンを押すと空中で2度目のジャンプするというもの。その起源はしばしば1985年の『ドラゴンバスター』ではないかといわれており、『超魔界村』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなど、さまざまなアクションゲームに取り入れられている。
このスーパープレーにファンからは「2段ジャンプは実在したのか」、「信じられない」との驚きと賞賛の声が寄せられている。もちろんこうした2段ジャンプは、ゲームの世界では起こりえても、現実の世界では起こりえない。
しかし物理現象を無視したかのようなタティスJr.選手の動きは、もしかしたら本当に2段ジャンプを成し遂げたのかもしれないと思わせる迫力がある。走攻守とも活躍するタティスJr.選手の驚異的な身体能力を改めて見せつけた形だ。なお試合は7-5でナショナルズが勝利した。