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現代世界に生きる吸血鬼の裏社会を描くダーク・アドベンチャーゲーム『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』が2022年2月に発売決定

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 DMM GAMESは、オープンシナリオ・アドベンチャーゲーム『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』を海外の発売月と同じ2022年2月に発売すると発表し、日本語版公式サイトをオープンした。

 プラットフォームはPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC(Epic Games Store)。価格は未定。

 『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』は、3人のヴァパイアの視点から描かれるRPG要素ありのアドベンチャーゲームだ。現代にヴァンパイアが実在し何千もの間に社会の裏側で身を隠している世界を題材としており、テーブルトークRPG『ヴァンパイア・ザ・マスカレード』第5版に基づいている。

 舞台はボストン。そこで強大な権力と影響力を持つヴァンパイアの派閥「カマリリャ」の新しい公子ヘイゼル・アイバーセン、別名「白鳥」と知られている彼は、ヴァンパイアの存在を人間に知られないために作られた掟「マスカレード」を遵守することを決意。しかし、物事は意図通りにいかず、計画は破綻することになる。

 物語はこの勢力争いの渦に巻き込まれた氏族も所持している能力も異なる3人のヴァンパイアの視点を通して展開されていく。プレイヤーの選択によってボストンの運命は大きく左右されるだろう。威嚇、そそのかし、隠密など能力はアップグレードが可能で、血の乾きを満たそう。

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(画像はVampire the masquarade SWANSONG – DMM GAMESより)
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(画像はVampire the masquarade SWANSONG – DMM GAMESより)
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(画像はVampire the masquarade SWANSONG – DMM GAMESより)
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(画像はVampire the masquarade SWANSONG – DMM GAMESより)
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(画像はVampire the masquarade SWANSONG – DMM GAMESより)

 本作を開発しているのはフランスのボルドーに拠点を置くBIG BAD WOLF Studio。Ubisoftに在籍していた開発者たちが独立して立ち上げたスタジオで、2018年にエピソード形式のアドベンチャーゲーム『The Council』を発表している。

 本作がエピソード形式なのかは不明だが、物語重視のタイトルだけあって日本語版の発売決定は朗報といえる。「現代にヴァンパイアが実在する」という設定から、映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を彷彿とさせるものがあるだろう。ダークなストーリーに期待したい。

 日本語版『ヴァンパイア:ザ・マスカレード スワンソング』は2022年2月に発売予定だ。

ライター
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福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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