TYPE-MOONは『月姫 -A piece of blue glass moon-』がマスターアップしたことを、公式Twitterアカウントにて報告した。あわせて記念イラストを投稿している。
『月姫 -A piece of blue glass moon-』のプラットフォームはPS4、Nintendo Switch。価格はそれぞれ税込みで、パッケージ版、ダウンロード版とも通常版が7700円。また初回限定パッケージ版が8800円、ダウンロード版のデジタルデラックス版(PS4版のみ)が8250円となる。8月26日(木)に発売予定。
『月姫 -A piece of blue glass moon-』マスターアップいたしました!
— TYPE-MOON (@TMitterOfficial) July 8, 2021
ようやく皆様の元にお届けできることを嬉しく思います。発売日までもう少しだけお待ちください。 pic.twitter.com/H7a7BURyrH
『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、2000年に発売された伝奇ビジュアルノベル『月姫』のリメイク。
遠野志貴は7年前の交通事故から「モノが壊れやすい線」が見えるようになり思い悩むが、ある女性との出会いによって普通の少年として暮らしていけるようになった。その後、遠野家の本家に呼び戻されて妹の遠野秋葉と再会し、新しい生活をはじめることに。時を同じくして街では猟奇殺人事件が起こっていた。
オリジナル版の『月姫』は当時、同人ゲームとしては異例の大ヒットを記録。TYPE-MOONを一躍有名にした作品だ。今回のリメイク版『月姫 -A piece of blue glass moon-』は、アルクェイドのシナリオ「月姫」と、シエルのシナリオ「夜の虹」の2篇で綴られる「月の表側」を語る物語が収録される。
オープニングアニメーションはufotableが手掛け、作品を新生させるにあたり、奈須きのこ氏がシナリオ・監督として、物語を分解、再構築。2010年代の東京を舞台にアップデートとボリュームアップされる内容になっているという。
このリメイク版の初発表は2008年となり、13年の時を経てついに完成となる。同じくTYPE-MOONが制作した『Fate/stay night』がオリジナルの発売のあとに、さまざまなプラットフォームに移植されたが、『月姫』は移植されなかったため、現在ではオリジナル版『月姫』は入手困難となっている。そのため今回のリメイク版を待ち望んでいた人は多いだろう。
『月姫 -A piece of blue glass moon-』はPS4、Nintendo Switch向けに8月26日(木)発売予定だ。