パブリッシャーのSCRAMBLERとPeow Studioは7月21日(水)、マルチプレイ可能なハイスピードアクションゲーム『Samurai Gunn 2』の早期アクセス版をSteamで配信した。
『Samurai Gunn 2』は、「アドベンチャー」、「対戦」、「コミック」の3つのゲームモードが搭載されたマルチプレイアクションゲーム。
『Hyper Light Drifter』の共同制作者として知られるBeau Blyth氏を中心に豪華クリエイター陣が贈る本作は、楽曲を『Enter the Gungeon』や『Sludge Life』でも知られるラッパーのDoesone氏が、200ページに及ぶコミックパートを仏アーティストのValentin Seiche氏が、アートワークとアニメーションを映像作家のNelson Boles氏がそれぞれ手がけている。
本作の前進にあたる2013年発売の2Dアクションゲーム『Samurai Gunn』は、ミニマルなデザインとテンポの速いアクション性が話題を呼び、複数の海外メディアから高い評価を獲得。『Nuclear Throne』の作者であるJan Willem Nijman氏も「この作品は私のゲーム・オブ・ザ・イヤーだ(2013年当時)」とSteamのレビュー欄に熱いコメントを寄せた。
そんな前作の約8年ぶりの続編となる『Samurai Gunn 2』最大の特徴は、オンラインでのマルチプレイの実装(「コミック」モードを含む)。対戦と協力いずれのプレイスタイルも可能なほか、ローカルでのマルチや「Remote Play Together」でも楽しめる。
本作の要はタイトルにも象徴される“剣と銃”。わずか3発と限られた銃弾は放つタイミングを見極めなければならない。向かってくる弾は剣ではじいたり、飲み込んで高速ダッシュを行うといった戦略性の深いアクションが展開される。
各キャラクターには壁走りや透明化などの固有スキルが与えられており、『Minit』の主人公や『Spelunky 2』の「アナ」をはじめとする他作品からの参戦も発表されている。流血表現を無効にしてマイルドな暴力を楽しめるファミリー向けの「お手柔らかモード」も選択できるとのことだ。
『Samurai Gunn 2』は、PC(Steam)向けに早期アクセス版が配信中。価格は1520円となっており、7月28日(水)までは10%オフの1368円で購入できる(各税込)。具体的な時期は明かされていないものの正式リリースの際には値上がりする可能性も伝えられているので、気になる方はこの機会に触れてみるのもよいだろう。
ライター/dashimaru