ゲーム開発者のCryziel氏は、一人称視点ホラーゲーム『Silent Playhouse Residence』をリリースした。対応プラットフォームはPC(itch.io)、Android、iOSで、価格は無料だ。まだ体験版であり、プレイヤーの反応次第ではここから完全版を作る予定とのこと。
『Silent Playhouse Residence』は、恐ろしい存在に何度も殺される悪夢から脱するために不気味な家を探索するホラーゲーム。スクリーンショットやトレイラーでも何度も出てきているため言及するが、プレイヤーを追い詰めるのは白いドレスを着た女性だ。彼女やほかの化け物から逃げつつ、屋敷内部を探索する。
本作の特徴は、『P.T.』のように同じ屋内を回りながら、通常の世界と鉄さびの世界を行き来する点だ。このふたつの世界を行き来するイメージは、『サイレントヒル』をプレイしたことがあればピンと来るかもしれない。
また、白いドレスを着た女性の登場シーンは『バイオハザード ヴィレッジ』の影響が見られる。ホラーを楽しむだけでなく、作者の影響を受けたホラーゲームを考えるのも面白そうだ。きっとほかにもまだあるだろう。
ゲームのプレイ時間は15分程度と小粒で、びっくりさせられるホラーと元ネタの想像が楽しかった。スマホでも配信中のため、作者を支援したいという方は広告付きのスマホ版をプレイするのがいいだろう。