小学館は、神奈川県川崎市にある「藤子・F・不二雄ミュージアム」の開館10周年を記念して、漫画作品全集『藤子・F・不二雄大全集』の電子書籍版を9月3日(金)から順次配信すると発表した。第1弾の配信以降は11月1日(月)に第2弾、12月1日(土)に第3弾を配信予定となっている。
『藤子・F・不二雄大全集』は、国民的作品である『ドラえもん』や『パーマン』、『オバケのQ太郎』などの作品を手がけた藤子・F・不二雄氏の約4万6000ページ、約3500話にのぼる漫画のひとつひとつを新たに整理・再構成。別冊4冊を含む全119冊にまとめあげた書籍である。発表によると、本作には絶版で読めなくなった作品や単行本未収録の作品も含まれており、約1300話で構成される『ドラえもん』の場合は約100話が完全初収録だという。
今回の電子書籍版は紙版と同じ収録内容で、9月3日(金)の第1弾では『ドラえもん』や『エスパー魔美』、『キテレツ大百科』のほか7作品計50巻が配信される。なお、収録作品には『オバケのQ太郎』など藤子不二雄Ⓐ氏との共著も含まれる。
電子書籍版『藤子・F・不二雄大全集』の配信決定に関するリリース文は以下のとおり。興味があればぜひ、配信開始の続報を待ってみてほしい。
「藤子・F・不二雄大全集」電子版 9月3日(金)から配信開始!
藤子・F・不二雄ミュージアム開館10周年記念! 圧巻の全115冊+別冊4冊を順次配信!!川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムは2021年9月3日(金)に開館10周年を迎えます。これを記念して、藤子・F・不二雄が生み出した全作品の集大成「藤子・F・不二雄大全集」の電子書籍を、9月3日(金)から配信開始いたします。『ドラえもん』、『パーマン』、『オバケのQ太郎』ほか、Fオールスターズをいつでもどこでもお読みいただけるようになります!
藤子・F・不二雄大全集とは
藤子・F・不二雄が生涯描いたまんがの総ページ数は約46,000ページ、約3,500話。これはひとりの作家が描いた数としては膨大な量です。その作品ひとつひとつを丁寧に、整理し、構成し、新たな巻立てでまとめあげたのが「藤子・F・不二雄大全集」(2009~2014年刊/発売中)です。絶版になってしまって読めなかった作品や、今まで単行本には未収録だった作品も網羅しています。『ドラえもん』の場合、約1,300話のうち、約100話が完全初収録になります。※この度配信される電子版の内容は、この紙版の大全集と同じものになります。
「藤子・F・不二雄大全集」電子版
書名 :「藤子・F・不二雄大全集」
著者: 藤子・F・不二雄
小学館・刊配信開始日
第1弾 2021年9月3日配信予定
第2弾 2021年11月1日配信予定
第3弾 2021年12月1日配信予定
第1弾配信ラインナップドラえもん 全20巻
オバケのQ太郎 全12巻
パーマン 全8巻
エスパー魔美 全5巻
キテレツ大百科 全2巻
チンプイ 全2巻
モジャ公 全1巻「藤子・F・不二雄大全集」公式サイト
https://www.shogakukan.co.jp/pr/fzenshu/※「オバケのQ太郎」など藤子不二雄Ⓐ氏との共著も含みます。
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