「壺男」こと『Getting Over It with Bennett Foddy』の非公式VRリメイクの開発が進行中だ。英語圏の掲示板redditにて、ファンが開発中の動画を公開した。
プラットフォームはOculus Quest、PC VRへの対応を予定している。
Getting Over It in VR
byu/Bezbro inOculusQuest
『Getting Over It with Bennett Foddy』は、壷に入った男がハンマーを駆使して山頂に登っていくゲーム。『APE OUT』、『QWOP』などでも知られる異才のゲームクリエイター、ベネット・フォディ氏が開発した。日本では「壺男」、「壷おじ」の愛称で知られているゲーム。
プレイヤーは古代ギリシャの哲学者「ディオゲネス」から名前が取られた「壷に入った上半身裸の男」を操作する。ただし手に持っているハンマーだけの操作となり、崖や取っ手などにハンマーを引っ掛けながら山頂を登っていく。
移動するだけでも困難を極め、失敗して落下するとこれまでの通過してきた場所に戻ってしまう高い難易度が特徴。運が悪いとスタート地点まで落下してしまう恐れがある。
今回のVR版『Getting Over It with Bennett Foddy』は、ファンによる非公式リメイク。
英語圏の掲示板redditにて、ユーザーのBezbro氏が動画を投稿して明らかになった。まだダウンロードはできず、開発は始まったばかりのようだ。
VRの登山ゲームといえば、すでに『The Climb』があるがこちらはコントローラーを手に見立てて、ロッククライミングを体験するゲームだ。
『Getting Over It with Bennett Foddy』のような落下を前提としたゲームデザインの登山ゲームのVR版は一味違う面白さがありそうだ。続報を楽しみにしたい。