任天堂は、配信番組「Nintendo Direct 2021.9.24」にて、『ディスコ・エリジウム – ザ・ファイナルカット』を2022年春に発売すると明らかにした。
対象プラットフォームはNintendo Switch、PS4、PS5。
『ディスコ・エリジウム – ザ・ファイナルカット』は、海外で高い評価を受けているRPG要素のある刑事アドベンチャーゲーム。「ファイナルカット」と銘打たれているものは、ボイスと新しいクエストが追加された決定版となる。
本作はテキストの難解な言い回しや情報量などにより、ローカライズが困難といわれていたが、今回は待望の日本語版の発売となる。
主人公はアルコール中毒の記憶喪失の男。自身が刑事であることを知った主人公は、街で起きた奇怪な殺人事件に巻き込まれ、調査することになる。脳内には24種類の人格があり、主人公のさまざまな行動に対して語りかけ、議論を巻き起こす。
プレイヤーはその脳内の議論に対して、選択肢を選び物語が変化していく。本作はRPG要素が含まれているが、いわゆる一般的なRPGの戦闘ではなく、選択肢などによってパラメーターが変化していくものとなっている。
本作はレビュー集積サイト「Metacritic」にて、オリジナルのPC版のメディアの評価が「91」という高評価を獲得。またThe Game Awards 2019では「物語賞」を含め4部門を受賞、さらにDICEアワードでも「卓越したストーリー賞」、さらに業界関係者が選ぶGDCアワーズでも「物語賞」を受賞するなど、高い評価を受けている。
今回、待望の日本語化が発表された『ディスコ・エリジウム – ザ・ファイナルカット』は2022年の春に発売予定だ。
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