スクウェア・エニックスは9月27日(月)、HDリマスター版『聖剣伝説 Legend of Mana(レジェンド オブ マナ)』において、「ver1.1.0」となるアップデートの配信を開始した。日本語向けに原作仕様のフォントが追加されたほか、アイコン表示やエンカウント、細かな不具合などの点で調整が施されている。
Switch/PS4/Steam『聖剣伝説 Legend of Mana』
— 聖剣伝説 -公式- (@Seiken_PR) September 27, 2021
ver1.1.0 アップデートのお知らせ💡
本日、オリジナル版のフォント追加をはじめとするアップデートを実施いたしました。
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『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』は、1999年に初代PS向けに発売されたアクションRPG。当時主流だった3DCGと対照的なピクセルアートによる緻密で繊細なビジュアル表現や、従来のシリーズと一線を画す意欲的なゲームデザインが高い人気を博し、現在も根強いファン層を抱えている。
そうした背景も相まり、2021年6月にはHDリマスター版がPS4、Nintendo Switch、PC(Steam)向けにリリースされた。HD対応により高解像度のグラフィックが楽しめるようになっただけでなく、冒険を快適に進めるオートセーブやエンカウント有無の切り替え機能も実装されている。また、発売当時の描き下ろしイラストやBGMが収録され(BGMは一部アレンジ版も追加)、自由に鑑賞することも可能となった。
同リマスター版ではフォントも視認性の高い滑らかな手書き風の書体に変更されていたが、アートディレクターの津田幸治氏が手打ちで制作した原作フォントの雰囲気を懐かしむファンの声が届き、今回のアップデート配信へと至ったようだ。
フォントはオプションメニューの「フォント選択」から任意で切り替えが可能。また、同アップデートでは原作にちなんだ「オリジナル」以外にも「アレンジ」と呼ばれる新たな書体も追加されている。
HDリマスター版『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』は、PS4、Nintendo Switch、PC(Steam)向けに発売中。販売価格は3520円でPS4版、Nintendo Switch版は期間限定のセールも開催されている。10月4日(月)の23時59分までは25%オフの2640円(各税込)で購入できるので、この機会に触れてみてはいかがだろうか。
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『聖剣伝説 レジェンド オブ マナ』の最強武器、「攻撃力2186のハンマー」の作り方をここに記したい【聖剣LOM】本作では副原料で武器を強化し続けると、ゲームバランスを破壊する異常な攻撃力の武器を作ることができるのだ。その手法で作ることができる理論上最強武器は、「攻撃力2186のハンマー」。バグに近い仕様も利用しているため、リマスター版での完全再現はおそらく不可能だろう。しかしある種のロストテクノロジーとして、どうにか記録に残したい……!