任天堂は、テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」にて2021年3月に開業した『スーパー・ニンテンドー・ワールド』を拡張し、新たに「ドンキーコング」をテーマとした新エリアを2024年に開業予定であることを発表した。
[任天堂HP]ニュースリリース「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの『スーパー・ニンテンドー・ワールド』をエリア拡張 2024年の開業を目指し、「ドンキーコング」をテーマとした新エリアが誕生」を掲載しました。 https://t.co/Wai3XMognp
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd) September 28, 2021
『ドンキーコング』 は1981年にアーケード向けに稼働したアクションゲーム。ドンキーコングにさらわれたレディを助けるために、マリオがタルを避けつつステージを攻略していく作品。任天堂によると、2021年3月時点で、全世界累計の販売本数は6500万本以上の大ヒットを記録しているという。
今回の「ドンキーコング」をテーマにした新エリアは、現在のマリオの世界が広がるエリアに隣接する形で設営し、2024年に完成と開業することが計画している。
具体的には新エリアには「ドンキーコング」たちが登場するコースター型のライド・アトラクションなどが登場予定だ。このライド・アトラクション以外にも、飲食・物販体験など、エリアの各所を楽しめる工夫を施すという。
また、これに伴い『スーパー・ニンテンドー・ワールド』の面積は、現在の約1.7倍に拡張されるという。新エリアは緑豊かなジャングルが広がり、「ドンキーコング」の世界を全身で体験していただける壮大なエリアとなる予定だ。
ユニバーサル・スタジオの技術とイマジネーションと、『ドンキーコング』、『マリオ』シリーズの生みの親である宮本茂氏をはじめとした任天堂のクリエイティビティの融合によって、「心からお楽しみいただける体験のご提供」を目指しているとのこと。
あわせて合同会社ユー・エス・ジェイと社長CEO J.L. ボニエ氏と、任天堂株式会社の代表取締役フェロー 宮本茂氏のコメントが発表されており、以下のとおり。
合同会社ユー・エス・ジェイの社長CEO J.L. ボニエ氏コメント:
『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は テーマパークエンターテイメントを全く新しいレベルで創造し、瞬く間に多くのゲストにとってエキサイティングであり、必須の体験となりました。 任天堂のキャラクターや物語を現実の世界に再現するというビジョンを持ちながら、引き続き任天堂のみなさまと共にこのプロジェクトを推進できることにとてもワクワクしています。 「ドンキーコング」をテーマにした新しいエリアは『スーパー・ニンテンドー・ワールド』をより魅力的にし、ゲストのみなさまにさらなる超興奮体験をお届けできるでしょう。どうぞご期待ください。任天堂株式会社の代表取締役フェロー 宮本茂氏コメント:
マリオの世界に続いて、「ドンキーコング」の世界も現実の形にできることに胸を躍らせています! ユニバーサル・スタジオの優れたスタッフの皆さんと一緒に、「ドンキーコング」の「ちょっとスリリングな体験」を準備中です。完成まではもう少しお時間をいただきますが、このシリーズを遊んだことがない人でも楽しめるユニークな体験エリアをつくり上げたいと思います。