ロックスター・ゲームスは、『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』(『Grand Theft Auto: The Trilogy – The Definitive Edition』)を発表した。
対象プラットフォームはPS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC。発売は2021年内。またAndroid、iOSでも2022年前半にリリースする。
『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』は、『グランド・セフト・オートIII』、『グランド・セフト・オート:バイスシティ』、『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』の3つを収録したタイトル。
詳細は不明だが、オリジナルの雰囲気はそのままに、進化したグラフィックと最新のゲームシステムで楽しむことができるという。
2001年に発売した『グランド・セフト・オートIII』は、従来の俯瞰視点だったシリーズから3Dグラフィックへと変化し、それによって都市全体を再現することになり、オープンワールドゲームの先駆けとなった。
3D空間を自由に探索できるゲームデザインは当時のゲーム業界に衝撃を与えつつ、そのクライムアクションを題材とした犯罪描写などは議論を巻き起こしたことでも知られている。
また2002年に発売した『グランド・セフト・オート・バイスシティ』は、『グランド・セフト・オートIII』の路線を踏襲しつつ、舞台を80年代のアメリカ東海岸に移しており、さらに自由度は増している。
2004年に発売した『グランド・セフト・オート・サンアンドレアス』は、90年代のアメリカ西海岸を舞台で、シリーズ中でも特に広大なオープンワールドが特徴だ。
なお現行バージョンはデジタルストアから今週を目途に削除していくという(具体的な日時は不明)。今回の『グランド・セフト・オート:トリロジー:決定版』では、どのような変更が加えられているのか、続報に期待したい。