東京海上日動火災保険は、同社の採用向けYouTubeチャンネルで『モンスターハンターライズ』の実況動画「モンハン保険」を公開した。
記事執筆時点で全3回が公開されており、就活生に向けて東京海上日動の事業内容をわかりやすくアピールする狙いがあるとのことだ。
動画の内容は、商品開発や損害サービス、デジタル領域といったさまざまな分野における保険のプロが集まり、ゲーム内で発生するリスクやトラブルについて考察。プロフェッショナルの視点から、適したサポートを考えるというものになっている。
第1回では「卵運び」、第2回ではハンターや村人、第3回では「砦」に焦点をあてた議論が交わされた。
ゲーム内施設「茶屋」の火元に注目して火災保険の提案が行われたり、オトモの雇用について労災保険や賠償責任保険の必要性が挙げられるなど、まさに保険会社ならではの観点からゲームの世界が分析されていく。
また「DAP」、「ロスプリベンション」などの専門用語も登場。動画の中で分かりやすく解説されているため、議論の様子を楽しみながら学ぶことも可能だ。
普通にゲームをプレイしているだけではスルーしてしまうようなポイントに着目し、利用者に最適なサービスが提案される流れは非常にスムーズ。プロフェッショナルの名にふさわしい仕事ぶりを見ることができる。
こちらの動画は新卒採用施策の一環とされているが、『モンスターハンターライズ』というコンテンツを用いることで、ゲームに馴染みのある方ならば誰でも楽しめるような出来栄えとなっている。これを機に、保険サービスの裏側で行われているプロの仕事に思いをはせてみるのも面白いかもしれない。