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グラフィックや演出がすごすぎるオープンワールド型アクションRPG『王者荣耀·世界』中国で発表。長編SF小説『三体』で知られる劉慈欣氏とのパートナーシップ締結も明らかに

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 中国・深センに本社を置くパブリッシャー(販売元)のTencent Gamesとグループ会社であるTimi Studiosは、オープンワールド型アクションRPG『王者荣耀·世界(Honor of Kings: World)』をSNSサービスの「微博(ウェイボー)」上にて発表した。配信時期や対応プラットフォームなどの詳細は不明だが、GematsuEurogamer.esなどの海外メディアによって本話題が報じられている。

 また、発表のなかでは、長編SF小説『三体』で知られる小説家の劉慈欣(りゅう しきん)氏との間で交わされたパートナーシップの締結も明らかにされている。具体的には、劉氏の著作である短編小説『詩雲(The Poetry Cloud)』の物語を『王者栄耀』シリーズへ持ち込み、共同で制作したコラボレーションコンテンツを展開する予定のようだ。

グラフィックや演出がすごすぎるオープンワールド型アクションRPG『王者荣耀·世界』中国で発表。長編SF小説『三体』で知られる劉慈欣氏とのパートナーシップ締結も明らかに_001
(画像はTwitter「Honor of Kings: World(@HoKWorld)」より)

 『王者荣耀·世界』は、中国でiOSとAndroid向けに配信中のチーム戦略バトルゲーム『王者栄耀(おうじゃえいよう、Honor of Kings)』を原作とする作品である。日本ではグローバル版タイトル『Arena of Valor』のほか、DeNAから日本語タイトル『伝説対決 -Arena of Valor-』が配信中。Timi Studios公式サイトの発表によると、原作の『王者栄耀』は世界で初めて1日平均1億人のプレイヤーを記録したタイトルだという。

 今回の映像では、モバイル向けタイトルとは想像できない圧倒的なビジュアルの映像から繋ぎ目なく戦闘へ入っていく様子を確認できる。ただし、実際のゲーム内映像ではなく、Unreal Engineで制作された映像をゲーム内で流すプリレンダリング映像となっている。

 日本のTwitter上では、オープンワールド型ゲーム『クラフトピア』(2020)で知られる溝部拓郎氏の反応をきっかけに、業界の内外で話題が広まっている。引用リツイートでは美しいグラフィックや演出の見せ方を称賛する投稿が数多くみられたほか、戦闘の様子から『モンスターハンター』を連想した人もいるようだ。

 『王者荣耀·世界』の続報に興味があれば、まずは作品の公式SNS(TwitterFacebook)やTiMi Studiosの英語公式Twitterアカウント(@timistudios)をフォローしておくとよいだろう。

ライター
2019年11月に電ファミへ加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『新・世界樹の迷宮2』『GTFO』など。
Twitter:@fuyunoyozakura

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