Blizzard Entertainmentは、同社が発売を予定している『オーバーウォッチ 2』、『ディアブロ IV』の発売延期を発表した。
こちらは投資家向けの業績報告資料にて明らかにされた情報で、これらふたつのタイトルの開発はここ4半期で大きく進行したとしつつ、当初の想定よりも発売は遅れることが発表。2022年度に見込まれていた売上による貢献は後ろ倒しになる、という形で2022年中の発売が否定された。記事執筆時点では、新たな発売予定日についてアナウンスはされていない。
延期の理由としては、制作を完了させ、発売後のサポートを充実させるクリエイティブリソースを増やすためとされている。これにより、将来的にコミュニティを満足させ続けることができるとの判断のようだ。
同資料内では『ディアブロ IV』について、長年にわたってユーザーの素晴らしい体験の基盤となるよう設計されており、コミュニティをさらに拡張する要素が整っていると紹介している。
また『オーバーウォッチ 2』の情報が公開、さらにプロプレイヤーによるテストプレイも行われた2021年9月の「オーバーウォッチ リーグ グランドファイナル」は、同リーグで過去最多の視聴者を集めたゲームであったとのこと。春からはじまる来シーズンのオーバーウォッチ リーグについては、予定通り『オーバーウォッチ 2』の早期ビルド版が用いられることが明らかにされている。