『ウマ娘 プリティダービー』を開発運営するCygamesは11月10日（水）、同作品の二次創作における禁止表現などを制定した「二次創作ガイドライン」を公開した。
『ウマ娘 プリティダービー』は実在の競走馬の名前を受け継ぎ、その特徴などが反映された「ウマ娘」を描くメディアミックスコンテンツ。同名のアプリやアニメが展開されているほか、声優が出演するライブイベントも開催されている。
アニメ放送後の2018年6月に公開された「応援してくださっているファンの皆さまにご注意いただきたいこと」では、
「キャラクターならびにモチーフとなる競走馬のイメージを著しく損なう表現は行わないようご配慮いただけますと幸いです。」
と、具体的な禁止表現については言及していなかった。しかし今回公開されたガイドラインでは「現在著しく競走馬のイメージを損なう二次創作が見受けられます」とした上で、以下の5点の表現について明確に禁止することを発表した。
1.本作品、または第三者の考え方や名誉などを害する目的のもの
2.暴力的・グロテスクなもの、または性的描写を含むもの
3.特定の政治・宗教・信条を過度に支援する、または貶めるもの
4.反社会的な表現のもの
5.第三者の権利を侵害しているもの
なお、ガイドラインに反した場合、やむを得ず法的措置を検討する場合もあるとのことだ。
ガイドラインの最後では、「『ウマ娘』を応援していただいている皆様のファン活動自体を否定するものではございません。」とし、モチーフとなった競走馬たちの尊厳を守り、ユーザーが安心してファン活動ができるよう制定されたガイドラインであることを改めて強調した。
