ゲームアワード「The Game Awards 2021」にて 4Xリアルタイムストラテジーゲーム『Dune: Spice Wars』が発表された。
プラットフォームはPC(Steam)。開発中のゲームを販売する早期アクセスが2022年に予定されている。
『Dune: Spice Wars』は、フランク・ハーバート氏のSF小説『Dune』を原作とした、4Xの要素を導入しているリアルタイムストラテジーゲーム。
厳しい環境の「砂漠の惑星アラキス」を支配するために、アトレイデス一族、ハルコンネン一族などからひとつを選択して、ほかの勢力と戦っていく。 原作小説や映画化作品でも要素となっている「スパイス」を駆使し、寿命を延ばしたり、近くを拡張したり、星間移動を可能にすることができる。
まだ対抗勢力だけでなく、「砂虫」こと「サンドワーム」も重大な脅威だ。砂丘にサンドワームが出現しないのが事前にスキャンして、部隊やスパイス採取機を設置していこう。敵を打ち負かすだけではなく政治的陰謀によって勢力を拡大することも可能だ。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による映画化も記憶に新しい作品。映画版は二部作構想され、すでに前編が公開。その収益によって後編の制作が決まる形だが、前編の大ヒットによって無事に後編の制作も決定している。
なお 『Dune』のビデオゲーム化だが、これが初めてではなく日本未発売だが同じくストラテジーゲームとしてビデオゲーム化している。
今回のビデオゲーム化でますます原作者のフランク・ハーバート氏の広大で深遠な世界観が広がったといえそうだ。残念ながら記事執筆時点では日本語には対応していないようだが、ローカライズも期待したいところだ。