スクウェア・エニックスは12月21日(火)、ピクセルリマスター『ファイナルファンタジー VI』(以下、FF6)を、2022年の2月に発売すると発表した。
An update on the Final Fantasy VI pixel remaster.
— FINAL FANTASY (@FinalFantasy) December 21, 2021
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『FF6』ピクセルリマスター版については、これまでのピクセルリマスターシリーズと比較して長期的な開発となっていることが今回明らかにされた形となる。Steam版のお知らせによれば、イベント、バトルともに慎重に調整し、入念なデバッグを行うために時間が必要だった、とされている。
また『FF6』を予約、もしくはSteamにてバンドル版を購入することで入手可能となる予約購入特典の追加も発表された。記事執筆時点での特典の一覧は以下の通りだ。
『ファイナルファンタジーVI』予約購入特典(2022年2月発売予定)
スペシャルサウンドトラック
ロックのテーマ(タイムラプス・リミックス) 【追加】
決戦(タイムラプス・リミックス)
ティナのテーマ(タイムラプス・リミックス)
仲間を求めて(タイムラプス・リミックス)
アリア(インストゥルメンタル) 【追加】特製壁紙
『FF6』壁紙×2種
『FF1-6』ピクセルリマスターシリーズ壁紙×2種 【追加】
ピクセルリマスター版「ファイナルファンタジー」(以下、FF)シリーズは、初代『FF』から『FF6』までの6作品を再構築した作品群だ。原作のシナリオはそのままにゲームバランスを調整、ギャラリー機能やサウンドプレイヤーなどを充実させていることが特徴となる。
また、オリジナル版の開発に携わった渋谷員子氏や植松伸夫氏を迎え、グラフィックやBGMは一新。ドット絵は現代の高解像度画面でも見劣りしないよう、音楽は当時のハードの制約などで実現できなかったことを「再表現」するようにアレンジを行っているという。
原作となる『FF6』は、スーパーファミコンにて発売された中では最後の『FF』シリーズ作品である。ゲームを通した主人公を定めない群像劇として描かれており、各登場人物ごとに並行して展開するストーリーが特徴的なタイトルだ。
キャラクターのステータスの成長を左右する「魔石」システムや、アビリティや各種効果を得られる「アクセサリ」、「はさみうち」や「サイドアタック」といった隊形の追加など、過去作からさまざまな変化がくわえられている。
ピクセルリマスター版『FF6』は、2022年2月に発売予定、対応プラットフォームはPC(Steam)、スマートフォン(App Store、Google Play、Amazonアプリストア)となる。Steamのバンドル版の情報によれば、価格は2200円とされている。詳細な発売日などの情報は、今後公式サイトや公式Twitterアカウントなどから発信されていく予定だ。