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スーパー戦隊シリーズ次回作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が発表。『桃太郎』をモチーフに、お供の犬・猿・キジに鬼をイメージした5名の活躍を井上敏樹氏が描く

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 『スーパー戦隊シリーズ』の次回作が12月22日(水)、昔話『桃太郎』を題材とする『暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ』に決定したと発表された。2022年3月6日(日)より、テレビ朝日系列の各局で放送される。

 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』では、生後まもなく桃の形のカプセルに乗せられて飛来したヒーロー「ドンモモタロウ」(レッド)が、猿、犬、キジをイメージしたお供のメンバーたちと強大な敵に立ち向かっていく。仲間には「サルブラザー」(ブルー)、「イヌブラザー」(ブラック)、「キジブラザー」(ピンク)に加え、鬼をモチーフとした「オニシスター」(イエロー)もおり、身長からデザインまでそれぞれ個性が異なる。

 『スーパー戦隊シリーズ』は、45作目の『機界戦隊ゼンカイジャー』が放送中。タイトル名に“ジャー”の文字が含まれないシリーズ作は2012年から13年にかけオンエアされた『特命戦隊ゴーバスターズ』以来10年ぶりとなり、これまでの戦隊作品の枠を超えた展開への意気込みが表れている。

スーパー戦隊シリーズ次回作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が発表。『桃太郎』をモチーフに、お供の犬・猿・キジに鬼をイメージした5名の活躍を井上敏樹氏が描く_001
(画像は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』公式Twitterより)

 本作の脚本を手がけるのは、『仮面ライダーアギト』『仮面ライダー555』『仮面ライダーキバ』などの『仮面ライダーシリーズ』のメインライターとして知られる井上敏樹氏。同氏が『スーパー戦隊シリーズ』でメイン脚本家として筆を執るのは、1991年から1992年に放送された『鳥人戦隊ジェットマン』以来およそ30年ぶりとなる。また監督には、『魔進戦隊キラメイジャー』で約22年ぶりに同シリーズに復帰した田﨑竜太氏が起用された。

 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、2022年2月に制作発表会見を開催予定。キャストの詳細を含む全容についてはその場で明かされるものの、1月9日(日)に放送される『機界戦隊ゼンカイジャー』において、一足早くドンモモタロウが登場するとのことだ。

スーパー戦隊シリーズ次回作『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が発表。『桃太郎』をモチーフに、お供の犬・猿・キジに鬼をイメージした5名の活躍を井上敏樹氏が描く_002
(画像は『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』公式Twitterより)

 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』が使用する変身銃「ドンブラスター」は、『機界戦隊ゼンカイジャー」に登場するアイテム「センタイギア」も読み込めるほか、ドンモモタロウが乗るスーパーバイク「エンヤライドン」はゼンカイジャーのメンバー「ゼンカイジュラン」と合体して巨大ロボに変形すると伝えられている。両作のクロスオーバーがいかなる形で披露されるのか、あわせて注目していきたい。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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