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VRブランド「Oculus」は今後「Meta」に変更へ、「Oculus Quest」は「Meta Quest」に。きたるべきメタバースを意識して

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 Metaは、同社が提供しているVRブランドである「Oculus」を「Meta」に変更すると発表した。

 またそれとあわせて「Oculus Quest from Facebook」のブランド表記は、「Meta Quest」へと変わり、「Oculusアプリ」は今後「Meta Questアプリ」に変更する。

 今回のMetaの発表はきたるべきメタバースを意識したもので、2021年10月には社名を「Facebook」から「Meta」に変更している。

 「メタバース」はインターネット上の仮想空間で社会活動が行われる次世代のサービスとして注目されているもので、今回のMetaは「メタバースとは、社会のつながりの次なる進化」、「仮想現実(VR)は、人々がメタバースにアクセスするための最も没入的な方法です」として、VRをメタバースの中核に捉えているようだ。

 なおOculusの背景としては、もともとパルマー・ラッキー氏を中心として2012年に設立された会社で、その後VRヘッドマウントディスプレイとして「Oculus Rift」を発表し、製品した。2014年には当時のFacebookが20億ドルでOculusを買収している。

VRブランド「Oculus」は今後「Meta」に変更へ、「Oculus Quest」は「Meta Quest」に。きたるべきメタバースを意識して_001
VRブランド「Oculus」は今後「Meta」に変更へ、「Oculus Quest」は「Meta Quest」に。きたるべきメタバースを意識して_002

 Meta(当時のFacebook)は、2019年にはPCに接続する必要がないスタンドアローン型のVRデバイス「Oculus Quest」、2020年には後継機「Oculus Quest 2」を発売して、ブランドを「Oculus Quest from Facebook」としていたが、今回「Meta Quest」と変わる。

 あわせて販売されているヘッドセットの外箱印字や、ソーシャルメディアのアカウント名も変更していくという。

 「当社のDNAの中核としてOculusの精神は存続していきます」として、ブランド表記は変更しつつもVRの先駆的なOculusの精神は続いていくとした。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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