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日本の田舎町で自給自足の生活を楽しめるファーミングJRPG『SunnySide』がSteamに登場

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 アメリカとイギリスを拠点とするデベロッパー(開発元)のRainyGamesは、RPG『SunnySide』を開発中だ。

 執筆時点ではSteamのストアページが開設されており、発売時期は未定だ。トレーラーの表記によると、SteamのほかEpic Games Store、GOG.com、Nintendo Switch、PS4、PS5、Xbox Series X|Sに対応予定だ。

 『SunnySide』はオープンワールドファーミングJRPGと題されており、架空の日本の田舎町「サニーサイド」を舞台に、農業や住人とのコミュニケーションを行いながら自給自足の生活をするRPGだ。

 プレイヤーは土地を購入し「サニーサイド」に引っ越してきた人物となり、電気や水などのライフラインの確保から始まる自給自足の生活を行っていく。

 トレーラーを参照すると、サニーサイドには何軒かの商業施設も存在しており、リバーサイド牧場、オークの木、電子ストア、旧家石川・鍛冶屋といった看板が確認できる。また、スマホを介したチャットや対面での会話が行えるさまざまなNPCが各施設に登場する。

 Steamストアページによると本作は特に農業の「自身の食べ物を自分で作る」点に注力しており、畑作や酪農、養鶏、釣りのほか、醤油の醸造やチーズ作りと言った発酵食品の制作、小麦の加工が行える。また、自身の拠点のキッチンをカスタムすれば食材からさまざまな料理を制作可能だ。

 日本の田舎町が舞台の本作だが、伝統的な手法による自給自足の生活のみならず、現代のテクノロジーを生活に導入できる。ソーラーパネル電動ウォーターポンプ、食料生産用の機材を導入できるため、テクノロジーによる効率化と伝統的な文化や手法が調和した生活を目指そう。

 また、プレイヤー自身の技能も成長可能であり、「サニーサイド」神社にある樹木からスキルツリーにアクセスできる。10段階の各スキルを成長させ、生活上必要な技能を強化できるという。詳細は未だ明らかにされていないが、本作にはバトル要素の実装を予定しており、戦闘スキルもスキルツリーで管理可能となる予定だ。

 本作では拠点のレイアウト住居のインテリア、自身のビジュアルからゲーム内のスマートフォンまでカスタマイズが可能となっており、自分好みの環境で田舎暮らしを堪能できる。

 このほか、NPCとの交流を介して信頼できる友人になったり、大切なパートナーとなることも可能であり、ゲーム内イベントをNPCと共に楽しむことも可能だという。

 伝統的な日本のイメージと西洋の文化圏の手つきが合わさり、違和感とリアリズムが同居する本作は、現在Kickstarterにて本作の開発資金調達のためのクラウドファンディングキャンペーンも実施している。

 キャンペーンには5ユーロから参加可能であり、リターンは公式Discordチャンネルでのロールとアクセス権限、ゲームのサウンドトラックデジタルガイドブックなどが用意されている。

 興味がある読者はキャンペーンに参加して本作の発売を待とう。

農業シミュレーションとJRPGが融合したインディーゲーム 『SunnySide』が登場_009
(画像はSteam:SunnySideより)
編集者
ゲームアートやインディーゲームの関心を経て、ニュースを中心にライターをしています。こっそり音楽も作っています。

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