Finjiは3月17日(木)、ゲームクリエイターのAndrew Shouldice氏が開発を手がけるアクションRPG『TUNIC』の発売を開始した。
『TUNIC』では、かわいい子ギツネの主人公を操作して、流れ着いた島に隠された秘密の数々を解き明かしていく。さまざまな仕掛けやモンスターが満ちた島には、どこかに財宝が隠されているという言い伝えがあり、「黄金の扉」や「強大な力を持つ古の存在」といった謎めいた伝説がプレイヤーを待っている。
見下ろし型視点で進行するマップには森や遺跡、迷路のような地下墓地から雲のはるか上まで多彩な行き先が用意されており、道中では遺物やパズルなど数多くの秘密に触れることが可能。地図や冒険のコツが記された聖典のページを復元しながら攻略のヒントを見つけよう。
敵とのバトルにおいては武器による攻撃以外にも、回避、防御、パリィといったバラエティ豊かな戦闘を楽しめる。範囲攻撃などを発動するアイテムも使用できるが、本作では入手時に表示される説明が架空の言語で読み取れないことから、実際に試してみるまでどのような効果となるのか分からないという点がユニークだ。
温かみを感じさせるカラフルなビジュアルも特徴で、サウンド面では台湾在住のLifeformed氏とJanice Kwan氏の両アーティストが神秘的な楽曲を提供。音響効果は『Celeste』や『クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説』を担当したことでも知られるPower Up Audioが手がけており、海外メディアのレビュー評価を集計し平均化した数値「メタスコア」ではPC版が“87点”と高い成績を収めている。
『TUNIC』は、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam、Epic Games、GOG.com、Humble Games)で販売中のほか、定額制サービス「Xbox Game Pass」でも配信されている。価格はXbox版が3633円、Steam版が3090円、Epic Games版が3080円(各税込)となり、その他のプラットフォームでは29.99ドル。なお本作は日本語での音声にくわえ字幕やUI表示にも対応している。