PlayWay S.A.は3月24日(木)、動物保護施設を運営するシミュレーションゲーム『Animal Shelter』をPC(Steam)向けにリリースした。Games Incubatorが開発を手がける。
『Animal Shelter』では保護された犬や猫を一時的に引き取り、新たな飼い主へと届けるまでの過程を体験できる。食事やブラッシング、遊びから病気の治療に至るまでさまざまな手段を通じて滞在中の世話を行い、動物たちの幸福に貢献しよう。
犬や猫を健康に保つ以外にも、シェルター運営には各種業務が付随する。ニーズに応じた施設の拡張や専用フォトルームでの写真撮影、オンラインでのマッチング手続きといった多忙な日々を過ごすかたわら、彼らの頭を撫でて交流を深めるのだ。
本作は体験版となる『Animal Shelter: Prologue』も2021年11月より無料で配信されている。Steamでは1400件以上のレビューが集まるなか「非常に好評」の評価を得るなどユーザーに楽しまれている様子だ。
なお本作の開発元は現実での保護活動にも取り組んでおり、2021年12月には1万ドル(約120万円)の資金を実際の5ヵ所のシェルターに2000万ドルずつ寄付すると発表した。正式リリースにあわせてすでに3つの施設へ送金を終えたことを報告し、残りの2ヵ所についてはコンタクトを試みていると伝えている。
『Animal Shelter』は、2050円で販売中。3月31日(木)までは10%オフの1845円で購入が可能なほか、PlayWay S.A.がパブリッシングを手がける他のシミュレーション作品との割引バンドルも複数展開している模様だ。なお本作は日本語での字幕やUI表示にも対応している。