Epic GamesとLEGO Groupは4月7日(木)、「子どもが安全に楽しめるメタバース空間」の創出に向け、長期的なパートナーシップを結んだことを発表した。
本日 @LEGO_Group と Epic Games がパートナーシップを結んだことを発表しました。
— アンリアルエンジン (@UnrealEngineJP) April 7, 2022
詳細は弊社のニュースリリースをご覧ください。https://t.co/yP3mNFrhy3 https://t.co/VJurP9UNHt
具体的な計画の内容は明かされていないものの、公開されたニュースリリースでは「家庭向けの優しいデジタル体験を子どもたちに提供し、クリエイターとしての経験を重ね安心かつポジティブな空間で遊べる機会を展開する」と伝えられている。
また両社は安全なメタバース空間の構築を目指すべく、以下の3つの原則に合意した。
・子どもの遊ぶ権利を守り、安全とウェルビーイング(幸福)を優先する
・子どものプライバシーを保護し、彼らの利益を最重要とする
・子どもから大人に向けた、デジタル体験を管理するツールを提供して活動を促す
Epic Gamesはマルチプレイ対戦ゲーム『フォートナイト』を筆頭に、オープンでアクセスしやすい仮想空間の創出に努め、ゲームと音楽、その他各種ジャンルとのコラボレーションといった形でメタバースでのコンテンツ制作を多数手がけてきた。2021年には傘下のSuperAwesomeが開発する保護者検証ツール「Kids Web Services」の無料提供を開始し、子どものプライバシーの保護にも取り組んでいる。
LEGO Groupは同社の主力商品である「レゴブロック」によって、90年以上にわたり子どもの創造性を育んできた実績を持つ。また、UNICEFとともに業界基準となる「子どものデジタル安全ポリシー」の策定にも携わっているほか、匿名で楽しめる子ども向けSNSアプリ『レゴ ライフ』を2016年より公開している。