イングランド・ギルフォードに拠点を置くHello Gamesは4月13日(水)、広大な宇宙を冒険するアクションアドベンチャーゲーム『No Man’s Sky』に宇宙海賊の新たな脅威を追加する大型アップデート「Outlaws」の配信を開始した。あわせて、SteamとMicrosoft Storeでは本作を50%オフの価格で買えるセールも実施されている。
本作はPS5/PS4、Steam、Xbox One/Xbox Series X|S(Xbox Game Pass対応)向けに発売中。また、2022年夏にはNintendo Switch版も登場する予定となっている。
『No Man’s Sky』は、1800京を超える惑星から構成される宇宙の探索や過酷な環境でのサバイバル、異星人との交渉・対立などを通じて“宇宙で生きる”ロールプレイを楽しめる作品である。Steamニュースページの告知によると、今回のアップデートでは無法者が宇宙ステーションを占拠し、違法な品物や技術を取り扱う「アウトロー・ステーション(Outlaw Stations)」として運営するようになる。
アウトロー・ステーションはまっとうに生きる宇宙人やプレイヤーにとっては脅威となりうるが、宇宙海賊として略奪や破壊を楽しむプレイヤーにとっては新たな拠点となる。作中では新たに追加された「密輸(Smuggling)」ミッションを受けられるほか、取り締まりをかいくぐるための偽造パスポートを入手する機会も得られるという。
一方、宇宙海賊の略奪から身を守る術として、素早く航行できる新たな宇宙船「ソーラースターシップ(Solar Starship)」や仲間のパイロットを雇い育てて一緒に旅をする「船団(Squadrons)」の要素も追加されている。
上記のほか、全プレイヤーが受けられる恩恵として、所有できる船の最大数は6隻から9隻へ増加。宇宙船に新たな貨物スロットを追加するアップグレードやシールドの追加、ハンドリングの改善と自動の追尾システムなどを含む宇宙戦システムの改良も実施されたようだ。悪者のロールプレイを楽しむ人もそうでない人も楽しめるアップデートとなっているので、興味があればチェックしておくとよいだろう。