デベロッパー(開発元)のBad Vices Gamesは4月15日、ホラー経営シミュレーションゲーム『Ravenous Devils』を、日本時間4月30日に配信すると発表した。
対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Gamesストア)、Nintendo Switch、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|Sで、価格は580円となる。
なお、Nintendo Switch、PS4、PS5版の日本でのリリースの有無は明らかにされていない。
『Ravenous Devils』は仕立て屋として密かに殺人を犯し、新鮮な人肉をレストランで提供する経営シミュレーションゲームだ。
明言されていないが、19世紀中頃の様々なイギリスの怪奇小説に登場する架空の殺人理髪師「スウィーニー・トッド」と、共犯するパイ屋の女主人を思わせる痛快な設定を携えた本作。犯罪、汚職、貧困が蔓延する街を舞台に、プレイヤーは仕立て屋のパーシヴァルと人肉レストランを運営する料理人ヒルドレッドを操作し、2階の仕立て屋から地下1階の厨房に繋がる死体輸送用ダクトを活用しながらお客さんの満足とお店の利益を追求することとなる。
仕立て屋は常に殺人をするのではなく、生地とミシンを使って洋服を制作し、店頭に展示して販売するワークフローを主体とする。お店を運営する中でオーダーメイドを要望する客がいれば殺人のチャンス。採寸と称してお店の奥に誘導し、無事に客を殺せば人肉のみならず、仕立て屋の素材として死体から服を獲得可能だ。
一方、地下室の厨房では死体を包丁で大まかに切り分け、食用肉に加工する。下ごしらえができれば部屋の奥にあるオーブンで調理し、一階で待つお腹を空かせたお客さん達に料理を提供していく。
ゲームにはふたりの悪行に薄ら勘付いている存在も登場するため、隠蔽に最適な地下室のアドバンテージに奢ることなく、衛生面と万が一に備えて血痕の掃除も欠かさずに行おう。
また、稼いだお金を活用すれば作業効率を高める機材のアップグレードや設備の拡張が行える。いずれは営業規模を拡大し、荒んだ街で成り上がることも夢では無いはずだ。