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『Portal』のシナリオライターが『Portal 3』に取り組みたい意欲を示すも、機会コストや開発リソースのために見通しは経っていないと心情を発露

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 『Half-Life』シリーズや『Portal』シリーズのシナリオライターのひとりエリック・ウォルパウ氏が、『Portal 3』の開発に取り組みたいと意欲を示しているが、多くの課題があり見通しが経っていないとYouTubeのインタビューで答えている。海外メディアKotakuなどが報じている。

 エリック・ウォルパウ氏は、かつてValveに所属し、『Half-Life 2: Episode 1』や『Portal』シリーズ、さらに『Left 4 Dead』を手掛けた人物。ほかにもデジタルカードゲーム『Artifact』やVRアクションゲーム『Half-Life: Alyx』、さらに『Portal』のスピンオフ『Aperture Desk Job』に携わった。近年はValveを退社しており、フリーランスとして活動している。

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(画像はSteam:Portalより)

 今回のインタビューのなかでエリック・ウォルパウ氏は、『Portal 3』があるならぜひ取り組みたいとしているものの、機会コストがかかると説明。さらにある程度、『Portal 3』は商標的に成功するだろうが『Counter-Strike: Global Offensive』ほどお金を稼げるわけではないとしている。

 また自分自身や開発チームが若くない年齢に差し掛かっているので、『Portal 3』の開発に取り組むべきだと言っている。

『ポータル』のシナリオライターが『Portal 3』に取り組みたい意欲を示すも見通しは経っていないと心情を発露_002
(画像はSteam:Aperture Desk Jobより)

 近年の『Portal』シリーズは、Steam Deckを記念した無料の短編アドベンチャーゲーム『Aperture Desk Job』を今年3月にリリースしたばかりだが、残念ながら2011年以来のナンバリング続編の見通しは経っていないようだ。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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