『Half-Life』シリーズや『Portal』シリーズのシナリオライターのひとりエリック・ウォルパウ氏が、『Portal 3』の開発に取り組みたいと意欲を示しているが、多くの課題があり見通しが経っていないとYouTubeのインタビューで答えている。海外メディアKotakuなどが報じている。
エリック・ウォルパウ氏は、かつてValveに所属し、『Half-Life 2: Episode 1』や『Portal』シリーズ、さらに『Left 4 Dead』を手掛けた人物。ほかにもデジタルカードゲーム『Artifact』やVRアクションゲーム『Half-Life: Alyx』、さらに『Portal』のスピンオフ『Aperture Desk Job』に携わった。近年はValveを退社しており、フリーランスとして活動している。
今回のインタビューのなかでエリック・ウォルパウ氏は、『Portal 3』があるならぜひ取り組みたいとしているものの、機会コストがかかると説明。さらにある程度、『Portal 3』は商標的に成功するだろうが『Counter-Strike: Global Offensive』ほどお金を稼げるわけではないとしている。
また自分自身や開発チームが若くない年齢に差し掛かっているので、『Portal 3』の開発に取り組むべきだと言っている。
近年の『Portal』シリーズは、Steam Deckを記念した無料の短編アドベンチャーゲーム『Aperture Desk Job』を今年3月にリリースしたばかりだが、残念ながら2011年以来のナンバリング続編の見通しは経っていないようだ。