任天堂は、アクションRPG『Xenoblade3(以下、ゼノブレイド3)』を7月29日(金)に発売すると発表した。あわせて、作品を構成する「3つの融合」や物語のあらすじ、登場人物などを紹介する公式サイトも公開されている。
価格はいずれも税込でパッケージ版が8778円、ダウンロード版は8700円。マイニンテンドーストアでは、税込1万2078円でオリジナルアートブックと特製のNintendo Switchカードケースが付属した「コレクターズエディション」や特典のみ収録したグッズセットの予約も受け付け中だ。
『ゼノブレイド3』は、神の躯(むくろ)のうえに広がる広大なフィールドを舞台に展開されるシリーズの第3作で、“命”をテーマに掲げる作品である。今作では敵対するふたつの国家から成り立つ世界「アイオニオン」を舞台に、両国それぞれの軍隊に所属する6人の少年少女らによる物語が紡がれていく。
公式サイト内で掲載されている「3つの融合」によると世界のさまざまな場所にはシリーズ過去作の要素が散りばめられているほか、主人公ら6人の少年少女はとある出来事がきっかけとなり、異なる国の者同士で「ウロボロス」と呼ばれる巨人の姿に“融合(インタラクト)”できるという。
また、バトル中にキャラクターが得意とする「技(アーツ)」はキャラクターによって異なるが、仲間との絆を深めていくとバトルでの役割にかかわる「クラス」を入れ替える要素が開放。新たなアーツを習得することで複数のクラスの技を同時に繰り出せるようだ。最新の映像ではウロボロスが活躍するバトルシーンや、なぜか両国から標的にされる少年少女らの姿を確認できる。
2022年2月の発表で任天堂と開発元のモノリスソフトは「9月に発売する予定」としていたが、今回の発表によって約2ヶ月の期間を前倒しして発売する方針が明らかとなった。今後も7月29日(金)の発売に向けてさらなる情報の公開を待ちたい。